谷川俊太郎 絵本★百貨展 ほか展覧会情報

公開日:2023年5月01日

絵本から飛び出した表現を楽しむ展覧会

谷川俊太郎 絵本★百貨展

これまで200冊にもおよぶ絵本を手がけてきた詩人の谷川俊太郎。ことばあそび、世界のありようを認識する手がかり、ナンセンスの楽しみ。そして生きることの面白さや大変さ、尊さ、死や戦争までをテーマに、絵と言葉による表現に挑み続けている。

本展では「意味があるより、おもしろく。」というテーマのもと、約20冊の絵本をピックアップ。アートディレクター、映像作家、建築家ら多才なクリエイターによる、朗読やアニメーション、インスタレーションといったさまざまな表現を展開。展示キュレーションは林綾野、アートディレクションは有山達也が担当。展覧会全体の空間構成は、建築家の手塚貴晴が手がけている。

『絵本』(作・写真、谷川俊太郎) 的場書房 1956(2010復刊 澪標)

『ことばあそびうた』(詩・谷川俊太郎、絵・瀬川康男) 福音館書店 1973

『かないくん』(作・谷川俊太郎、絵・松本大洋) ほぼ日 2014

『まるのおうさま』(文・谷川俊太郎、絵・粟津潔) 福音館書店 1971

『へいわとせんそう』(文・谷川俊太郎、絵・Noritake) ブロンズ新社 2019

『ここはおうち』(文・谷川俊太郎、絵・junaida) ブルーシープ 2023

谷川俊太郎 絵本★百貨展

開催中、7月9日まで PLAY!MUSEUM[東京・立川市]
10時~18時(入場は閉館時間の30分前まで)
休館日:会期中無休
観覧料:一般1800円、大学生1200円、高校生1000円、中・小学生600円、未就学児無料
◇お問い合わせ→PLAY!MUSEUM 042-518-9625
※当日券で入場できます。休日および混雑が予想される日は事前決済の日付指定券(オンラインチケット)を販売します。
※小学生以下は大人(保護者)の同伴が必要です。安全管理上、保護者1人につき子ども(小学生以下)2人まで。

https://play2020.jp/article/shuntaro-tanikawa/

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