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プロトタイピングの歴史と活用への期待

エンジニアリング分野から生まれた「プロトタイピング」。近年、デザイン思考の分野からも注目を集めている。デザインファームなどを経営しつつ、プロトタイピングの研究と実践に取り組んできた三冨敬太さんが解説する。

プロトタイピングの歴史と活用への期待

スタンフォード大学大学院の授業「ME310」は、アウディ、イケアなどの企業が解くべき問題を提供し、学生がエンジニアリング分野とデザイン分野の思考法を用いてソリューションを提示するというプログラムです。そのME310コースで実施されたプロトタイピングを分析し、Micah LandeさんらがT字型プロトタイピングという概念を提示しました。

T字型プロトタイピングにおけるDesign Prototypingは、スケッチや、厚紙や段ボール、紐などを用いてアイデアをクイックに具現化したり、対象となるユーザーの立場を体験したりすることが行われる。Engineering Prototypingでは、機能を明確にするためにCADでレンダリングを行ったり、最終成果物に近いものを物理的につくったり、コーディングを行ったりする。

デザイン分野のプロトタイピングとして、アイデアを素早く伝えるプロトタイピングで機能を広げる。エンジニアリング分野のプロトタイピングとして、最終的な成果物の精度をあげるプロトタイピングで深掘りをする。その2つのプロトタイピングをT字になぞらえて説明し、双方を活用することの重要性を指摘しているのです。

しかし、そもそも...

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