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企業の意志を伝える ブランデッドコンテンツ

ターゲットとの接点を増やし認知度向上のきっかけに

佐賀県唐津市に本社を置く宮島醤油は、1882年創業の調味料・加工食品メーカーだ。今年1月19日、同社初となるブランデッドムービーが公開された。

宮島醤油のブランデッドムービー「美味しいは幸せの調味料だ~孫篇」「同~祖母篇」。

社是「去華就実」を軸に動画を制作

動画の主人公は、交通事故で両親を亡くした少年と、女手ひとつで彼を育ててきた祖母。会話は少なくとも、少年は祖母の料理が大好きだった。時は過ぎ、社会人になった少年。食卓には変わらず毎晩祖母の料理が並ぶが、忙しさのあまり、いつしか夕飯を食べなくなってしまう──。祖母と孫の変わりゆく状況、変わらない関係性を、それぞれの視点から描いた。

宮島醤油 経営企画室 係長 藤原麻紀子さんは制作に至った背景を「当社では飲食店向けの業務用商品やOEMなどで、食品業界ではある程度認知していただいています。一方で、若年層を中心とした、全国的な知名度の低さを課題に感じていました」と話す。そんな時、ブランデッドムービー制作の提案を受けたのだった。

「まずはどんな人に宮島醤油という存在を認知してもらいたいか、ターゲットとなるペルソナの設定をし、そこから動画を制作していきました」と、提案したポニーキャニオンの経営本部エリアアライアンス部 部長 村多正俊さんは話す。メインターゲットは...

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企業の意志を伝える ブランデッドコンテンツ

企業が映像と物語を通じて表現する「ブランデッドコンテンツ」が近年、国内外で注目を集めています。従来の広告とも異なる世界観で企業の意志や姿勢を伝えるにあたり、プロモーション動画との違い、そしてクリエイターに求められている役割とは。実例を交えつつ、企画制作のポイントを考えていきます。あわせて、経済産業省では今年度もブランデッドコンテンツ制作への補助金制度をスタート。最大1000 万円の支援があることから、企業規模などを問わず制作のチャンスが広がっています。