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名作コピーの時間

心に風を吹かせるコピー

  • 薄 景子

    Think different.

    Apple/1997年
    〇C/Craig Tanimoto

    子どもの頃、おひるねすると風が吹いた。あれは、こういうことだったんだ。

    カルピス/1999年
    〇C/石附久実

    あなたに会えたお礼です。

    人が、一生のあいだに会える人の数はほんとうにわずかだと思います。そんな、ひと握りの人の中に、あなたが入っていたなんて。この幸運を、ぼくは、誰に感謝すればいいのでしょう。あなたに会えたお礼です。サントリーの贈りもの。

    サントリーお歳暮/1985年
    〇C/岩崎俊一

心に風を吹かせるコピー

コピーライターをめざしたきっかけは、大学3年生の時に雑誌で見つけた小さなコピー講座だった。決め手となったのは、先生のこんな言葉。「コピーライターは、普通に暮らしている人に、普通の言葉で伝える仕事。だから普通の感覚があれば誰でもできる。」それならできるかもしれないと広告会社に就職し、コピーの修業を始めた。

まだ半人前の頃、衝撃を受けたのはAppleの“Think different.”だった。誰もがわかるシンプルな2単語だけのタグライン、なのに胸にぶっ刺さる。天才にしか書けないコピーがあることを思い知らされた。それから20年以上経って、あるラグジュアリーブランドの...

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