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バーチャル技術で進化 クリエイティブ表現と「体験」の場

新たな接点としてのバーチャルオフィスの可能性

ZOZOグループに所属するエンジニア・デザイナーなど制作に携わる全ての技術者を集結させた、グループのサービス運用・技術開発部門となる企業ZOZOテクノロジーズ。同社が5月26日、バーチャルオフィスを公開した。

双方向のコミュニケーションが魅力

ZOZOテクノロジーズでは、これまで、エンジニア向けの勉強会や採用説明会をオフィスで実施していた。しかし、新型コロナウイルスの影響で、こうしたイベントが実施できない状況に。「オフィスにお越しいただけない中で、いかにして会社の雰囲気を伝えるか考えた結果、バーチャルオフィスをつくることを決めました。そこで、制作の際には、青山オフィスの雰囲気を再現することを第一に、基本的に比率は実際のものに合わせています。ただアバターでも歩き回りやすい空間にするために、意図的にベンチや植木を減らしました」とZOZOテクノロジーズ 諸星一行さん。

ベースとなっているのは、2019年の社員総会で使用したVRChatに最適化した「バーチャルオフィス」。今回は、あまりVRに関心のない人にもアクセスしてほしいと考え、それをマルチプラットフォーム対応のバーチャルSNS「cluster」に移行。また、端末のスペックに行動が左右されることを防ぐために、一部の部屋は取り除き軽量化を図った。

バーチャルオフィスの魅力は...

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バーチャル技術で進化 クリエイティブ表現と「体験」の場

コロナ禍で、さまざまな企業コミュニケーションがバーチャルへ移行、あるいはリアルと併存するフェーズへとシフトしている。「ニューノーマル」といわれ、従来のコミュニケーションのあり方に戻ることは難しい今。既に技術的には可能であったVR、ARといった手段の積極的な活用も進んでいる。これによりプロモーションや購買の接点が広がり、バーチャルの"体験"の場を生み出している。リアルの価値の代替となり、さらにはリアルにはなかった新たな価値を生み出す、クリエイティブアイデアの力が試されている。