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身近にある暮らし 地域活性化のクリエイティブ事例

市民と考えたブランドイメージで 一貫した広報施策

福岡都市圏の住宅都市である春日市は、2017年度に市民ワークショップによりブランドイメージ「みんなで春をつくろう」を決定した。市の秘書広報課はこのブランドイメージに沿った形で情報発信を展開。2019年11月には福岡市内の繁華街でイベント「GOOD SPRING PROJECT」を行った。

「みんなで春をつくろう」のロゴとコピー。

市民の想いが一つの言葉に

福岡市に隣接する春日市は、博多駅、福岡天神駅いずれからも15分程度という交通利便性の高さで人気の住宅都市。「協働のまちづくり」を掲げ、市民との対話を大事にして、教育面ではコミュニティ・スクールの成功事例として全国から視察がとだえない。しかし、転勤族が多いエリアゆえ転入出が多く、市民の愛着を育むことに課題を感じていた。そこで市の秘書広報課を中心に広報力の強化に向けて5カ年計画を策定。初年度である2017年度は、春日市のブランドイメージ「みんなで春をつくろう」を市民参加のワークショップで決定。ロゴも公募し、市民投票により決定した。

庁内での企画会議で一貫した広報活動を

市は翌年度からこのブランドイメージに沿った形でシティプロモーションを行っている。一般的に行政が行うプロモーションは...

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この記事が含まれる特集

身近にある暮らし 地域活性化のクリエイティブ事例

首都圏一極集中によって、地域の少子高齢化、過疎化などが問題視されている。しかし現在、新型コロナウイルスの影響によって、地域間における人の流れが途絶えた。このような状況下になったことでリモートワーク化が進み、都市に住まなくとも、各地域での新しい働き方があるのではないかということも議論され始めている。そこで今回の特集では、各地域に根差した、身近な暮らしの中で関われるような地域活性化の事例、その仕組みについて取材をした。長崎県の五島列島、福井県福井市、北海道、静岡県、渋谷区、福岡県春日市など、クリエイティブやアイデアの力によって活性化を促進している裏側を解き明かしていく。