社内クリエイターと制作会社で膝を突き合わせて企画を考える

公開日:2020年5月26日

  • 松田彩子(ヤクルト本社)


♪~ジョ、ジョ、ジョ、ジョアジョアと歌いながらジョアのロゴを模った舞台の上で踊る、SixTONESのメンバー。軽快なダンスと爽やかな歌で、ジョアの魅力を伝えている。今年50周年を迎えたジョアは、栄養成分を強化してリニューアル、パッケージも刷新された。それに合わせ、新CM「ジョアダンス」篇を放送している。

ヤクルト本社には、コピーライターやデザイナーで構成されたセクションがあり、各メンバーがクリエイティブディレクターとして広告の企画制作を主導している。ジョアブランドでは広告部制作課の松田彩子さんがその役割を務める。「プロモーションの軸は、ジョアが新しくなったことを印象づけることと、健康価値を改めて訴求することです。特に、健康や栄養不足に対する意識が低い、若年層の新規ファン獲得を意識しました」と話す。

キャストには、1月にCDデビューしたSixTONESを起用。2020年に新たなスタートを切るという共通点も決め手となった。このようにキャストやコンセプトを固めた上で、制作会社にCM制作を依頼した。

オリエンは、松田さんと制作会社(アマナ)のプロデューサーなど数人で膝を突き合わせ、広告の方向性について話をするフランクなもの。企画の趣旨をしっかり把握した上で、アマナがプランナーをアサインし、企画提案を行っている。その後...

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