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SDGs時代の新しいパッケージのかたち

SDGs 実現に向け、パッケージデザインが今考えなくてはいけないこと

日本パッケージデザイン協会の調査研究委員会では、技術×デザイン、多様な社会とライフスタイル、デザインでできること、などの視点から、いまの時代におけるパッケージデザインのあり方を探ってきた。その中で、2019年に、日本包装専士会理事(※)と共に「包装の未来」について研究を開始した。その中で浮かび上がってきた課題と今後について聞いた。

日本包装専士会:日本包装技術協会(JPI)が包装の専門家育成のために日本の最高レベルの包装専士講座を開講。包装専士の資質向上と包装技術の発展に貢献するために有志が集まり設立。

写真:123RF

ユーザビリティとサステナビリティは切り離せないもの

パッケージにまつわる課題は、多様で複雑だ。サブスクリプションはもちろん、AI活用などテクノロジーの進化によって、リアル店舗がなくなるなど小売店舗の在り方や決済の仕方が変化している。そして、消費者の買い物に対する意識も変化。購入の目的が商品そのものではなく、その先にある体験や社会貢献へと変わってきた …

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この記事が含まれる特集

SDGs時代の新しいパッケージのかたち

紙ストローの採用、プラスチック製ショッピングバッグやツール類の廃止、名刺をFSC森林認証紙への切り替えるといったニュースを、この1年くらいの間によく耳にするようになりました。多くの企業がSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)で設けられた各ゴールに向けて取り組むようになり、さまざまな施策が始まっています。その中で「脱プラスチック」「フードロス」「リサイクル」「リユース」といった点から、素材を切り替える、リサイクル・リユースしやすいかたちにするなど考えていかなくてはいけないのがパッケージです。

ブランドや商品の顔であり、人々が手にするきっかけをつくるものでもあるパッケージ。こうした流れの中で、エコな素材とデザインのバランスをどう考えていくべきか。また、いま日本の企業はどのような考えで、どこまで進めているのか。本特集では、現段階でこうした取り組みを進めるブランドや企業に話を聞きました。