

PR動画「【ふくの本場下関】ふくふくぱくぱく」。音楽は『マル・マル・モリ・モリ!』を意識して、制作された。
下関観光コンベンション協会は9月29日、「ふく食解禁130年」を機に実施するキャンペーンの一環で、衝撃的な内容のPR動画を公開した。動画の冒頭で、ふぐの顔を割いて登場するのは鈴木福くん。その後も、福くんの人面魚が「♪ふーくふく、ぱっくぱく」と歌いながら、ふく食の歴史を紹介する。
同協会からキャンペーンの依頼を受けたBBDO J WESTのクリエイティブディレクター古屋彰一さんは、その経緯を次のように話す。「当初は、下関のふくを全国的に知ってもらうため、安く食べられる店や各地のふく料理屋の情報を集めたポータルサイトを作りたいと依頼を受けました。ただ、サイトを立ち上げても集客が必要になるので、動画コンテンツの制作を提案したんです」。
企画にあたっては、下関で『ふぐ』が"不遇"を連想させるため、『ふく』(福)と呼ばれていることがヒントになったという …