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世界を舞台に活躍するクリエイターの新しい働き方

言葉の問題、どうしてますか?

海外の仕事で避けて通れないのが言葉の問題。元々語学ができるとは限らない中で、今回取材した方々はどう工夫し、対応しているのか?7人に答えてもらった。

    訳す前の日本語表現に細心の注意を払いました

    中国の仕事をするにあたり、一番大変だったのは言葉の問題です。僕は中国語ができないので通訳をつけてもらったのですが、特にデザインに詳しい人ではありませんでした。そこで企画書の文章を作る際は、専門的な知識がない人にも意図がズレずに訳してもらえるよう、元の日本語の方を逆にすごく気を使いながら考えました。

    具体的な制作ディレクションでは、精密なCGを最終見本として用意しました。あとは話し合いの場で、紙に絵や図をその場で描いて伝えるというコミュニケーションが、一番正確で早かったと感じます。

    グリッツデザイン
    日髙英輝

    上海スタッフの日本語が堪能なので、日本人スタッフは英語に取り組んでいます

    上海Grand Designでは、当初共通言語を中国語にしようと思っていました。そこで日本人である僕らが中国語の勉強を始めたのですが、いつの間にか中国人スタッフの日本語レベルが上がって僕らの中国語を追い抜いてしまって(笑)。だから今では上海と東京の共通言語は日本語になりました。最近は英語圏からの仕事の依頼も増えているので、僕ら日本人スタッフはもっぱら英語力の向上が課題になっています。

    Grand Design
    西克徳

    臆せず話すべし、沈黙は最大のNG

    僕は海外で働く前から英語を話せたわけではなく、現場で身につけた「サバイバルイングリッシュ」です。実際に海外で働いてみて感じるのは、英語は「文法よりも話す姿勢が大切」ということ …

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この記事が含まれる特集

世界を舞台に活躍するクリエイターの新しい働き方

ビジネスにおいても、コミュニケーションにおいても、日本と世界の境界線はなくなりつつある。クリエイティブの仕事にあっても、日本と世界を自由に行き来しながら仕事をすることや、日本にいながら世界のさまざまなクライアントと仕事をする働き方は、もう遠い未来の話ではなくなっている。日本の中だけに閉じこもらず、世界のクライアントと積極的に仕事をしたいと思った時、そこには一体どんな選択肢やスタイルがあるのか。本特集では、先んじてこうした新しい働き方を考え、実践しているクリエイターたちに取材。さまざまな「海外の仕事」のあり方を紹介していく。