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地元密着企業だからこそできる 日常への「紛れ込み」

公開日:2017年10月30日

CM「名古屋の王道『リコーダー』」篇、同「自転車」篇、同「ボトルキープ」篇。

東海圏で親しまれる調味料メーカーのコーミが、「コーミソース」のテレビCMを十数年ぶりに始めた。このCMでは、ランドセルを背負った小学生や自転車に乗る青年が登場し、ありふれた日常の風景が描かれる。しかし、よく見てみると実はさまざまな場所にコーミソースが紛れ込んでいる。ランドセルのサイドポケットや自転車のボトルホルダー、小料理屋のボトルキープ棚。そして最後に現れる、「名古屋の人ですね?」という問いかけで、コーミソースが地元で愛されるソースであることを表現した。

今回のCM展開は、コーミソースのリニューアルを機に実施された。東海圏で認知率は高いものの、地元ブランドとして全国商品と差別化できていなかったことが課題だった。そこで、「地元密着の企業だからこその表現を」と企画を進めた。担当した電通中部支社の尾崎敬久さんは「地元の人々に愛されすぎるがゆえ、意外な場所にコーミソースが紛れ込むという構成にしました」と話す。

普段よく目にする日常と商品が紛れ込む違和感のギャップがポイントで、シーンの選定を重視した。現実味が失われてしまわないように、あらゆる場所に商品を実際に置いて見え方を検証したという。

「名古屋の王道」というメッセージで「リコーダー」「自転車」「ボトルキープ」篇とシリーズ展開した3本の動画は、公開から1カ月で累計28万回再生を突破 ...

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