短くなった社名をとにかく印象づける

公開日:2016年10月24日

社名変更を告知する新聞広告。

マイクの前に座っているのは、北海道で展開するサッポロドラッグストアーの富山睦浩会長。原稿を手に話したのは、「本あり、新きま、サツドラ」。すべて省略言葉で、正しくは「本日は、皆様ありがとうございました。新名称が決まりました。新名称は“サツドラ”です」である。「サッポロドラッグストアー」は、今年7月に店舗ブランド名を「サツドラ」に変更。それを告知するCMをオンエアした。「当初は新しい企業CMをつくりたいというご依頼でした。それを受けて、店舗ブランド名が変わったことを告知する広告をこちらから提案しました」と、電通北海道 中川裕之さん。中川さんを初め、スタッフは「サッポロドラッグストアー」から「サツドラ」に店舗ブランド名が短くなったことをとにかく印象づける、それもできる限り話題になる方法で、という目標を立てた。

新聞広告を埋め尽くしたのは、「土壇場でキャンセル→ドタキャン」「タコ焼きパーティ→たこパ」など、さまざまな省略言葉。よく見ると …

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