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暮らしのあり方を問い直すデザイン

公開日:2016年4月19日

滋賀県のブランディング事業など、地域でも活躍するデザイナー、服部滋樹さん。「当たり前」を「当たり前」とせず、暮らしのあり方を問い直すデザインは、今の世の中で見失われた「何か」を見つけ出すことから始まる。

「ビワパール」のブランディングでは、伝統産業とのコラボレーションにより生まれた「陶土」、貝殻に含まれる炭酸カルシウムを原料とした「インク」などの素材も開発された。

「つくる」でなく「見つけ出す」

今、全国で地域資源をブランディングする事業が行われている。しかし、そもそも「地域資源」とは何か。空間やプロダクトをデザインするだけでなく、地域のプロジェクトを数多く手掛けてきたデザイナー、服部滋樹さんはこう語る。

「大事なのは、他の地域にはない『らしさ』を見つけ出すこと。例えば、地域の課題を『観光振興』や『少子化対策』などのカテゴリーで理解してしまうと、他の地域と横並びになってしまう。すでにあるカテゴリーから選ぶのではなく …

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