人権週間に合わせて、静岡県が啓発する「人権」について考えるCM。人と人との心のつながりを一本のつながる線画で表した。社会的関心の高いさまざまな人権問題について自問を促すことで理解を深めてもらい、お互いの人権を尊重する意識を高めてもらうことが狙い。企画制作は電通東日本静岡支社。「ターゲットは人権について関心の低い20~30代です。人権広報は生活者からの反応がわかりづらく、また人権問題(特にDVやパワハラなど)を実写で訴求すると、観る人によってはキツイ表現になりかねません。そこで考えたのが、報道ステーションのオープニング映像などで知られるアーティストの奥下和彦さんの起用でした」(CD 富剛さん)。一筆書きのやさしいタッチのイラストは ...