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金沢市長インタビュー「クリエイターとの共生は金沢のDNA」

金沢市は江戸の昔からクリエイターに着目し、共に手を組んで“まちづくり”を行ってきた。北陸新幹線の開通で注目の集まる中、「交流拠点都市金沢」を掲げ、クリエイターと一層深い関係を築こうとしている。

山野之義(やまの・ゆきよし)
1962年金沢市生まれ。ソフトバンクを経て、1995年より金沢市議会議員。2010年より金沢市長。2014年8月辞職のち、10月出直し選挙にて再選。クリエイター支援制度などの整備による首都圏からの誘致にも積極的に取り組む。

江戸時代から続くクリエイター文化

金沢のまちをクリエイターと共に作り上げていくという方法は、歴代の市長に限らず、前田家の殿様の時代から行われていることです。私は「金沢のDNAである」と言っています。江戸時代、金沢は百万石の大きなまちだったので、徳川幕府から一大勢力になりうると常に睨まれていました。そこで三代目藩主の利光公は、反勢力ではないと幕府に示すために「武ではなく文に力を入れる方針」をとるようになりました。

それが本格化したのは五代目藩主・綱紀公のときです。綱紀公は全国から優れた工芸品を集めた標本集「百工比照」で有名ですが …

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