西友　毎日行くスーパーは生活の友

まっすぐに前を見つめる女の子。その目は何を見つめているのか。アートディレクター秋山カズオさんとコピーライター野澤幸司さんは、このビジュアル完成まで、スーパーから未来のことまでいろいろと思いを巡らせた。

買い物以上の目的がそこにはある

「未来が安売りされませんように。」――。ちょっとドキッとするコピーとまっすぐな視線の女の子のビジュアル。今回のクリエイティブリレーの作品を制作してくれたのは、DELUXE アートディレクター秋山カズオさんとコピーライター野澤幸司さんだ。

「これまでのクリエイティブリレーの作品を見ると、“SAVE MONEY,LIVE BETTER.”に対する回答は既に出ています。そこで僕たちは今回、“LIVE BETTER.”の解釈をもう少し広げてみようというところから、企画をスタートしました」（野澤さん）。

いま日本で暮らす人たちにとって“LIVE BETTER.”とはどういうことか――。そう考え始めたとき、秋山さんはあることを思ったという。「僕らが子どもの頃に読んでいた小説やマンガには希望溢れる未来が描かれていた。そんなキラキラと輝く希望溢れる未来を大人になった今、僕たちは子どもたちに与えることが出来ているだろうか」（秋山さん）。