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ショートフィルムを通して広告のルールそのものを変えていく

公開日:2014年12月15日

ネスレ日本は2013年11 月に、映画監督が制作したオリジナル作品をYouTube上で公開する「ネスレシアター on YouTube」を開始した。同社では、2014秋からそれを「コンセプトシネマ」と改め、ブランドを核とするショートフィルムとして制作をしている。



広告制作のルールを変える

同社では2014年9月末、チョコレートブランド「キットカット」の新作映像となる『ビタースウィート ~オトナの交差点~』(以下『ビタースウィート』)公開時に、従来の名称を「コンセプトシネマ」と改めた。これまではブランドと切り離してストーリーを展開していたが、『ビタースウィート』からブランドを核とするショートフィルムとして制作することにシフトしたのである。10月末に公開された新作『踊る大宣伝会議、或いは私は如何にして踊るのを止めてゲームのルールを変えるに至ったか。』(以下、『踊る大宣伝会議、(略)』)も、同様のコンセプトで制作されている。その背景を、同社ネスカフェ アンバサダービジネスユニット部長 津田匡保さんは、次のように話す。「13年のネスレシアタースタート以来、PCやスマートフォンなど、どこでも自由に映像を見ていただける環境をつくったことに対する反響は大きく、半年で1000万視聴を突破しました。どの作品も試行錯誤しながら進めてきましたが、こうした反響を受けて、この秋からはもう一歩踏み込んでみようと考えたのです」。多くの視聴者に映像を楽しんでもらうという目的は変わらないが、従来の広告とは全く異なるかたちでショートフィルムを展開することによって、これまでになかった新しいコミュニケーションモデルが生まれるのではないか。そんな考えのもとスタートしたのがコンセプトシネマである。『踊る大宣伝会議、(略)』では ...

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