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ターゲットは”山口さん”、ひとりの女性を徹底的にリサーチして生まれた商品

公開日:2014年11月04日

ポーラの新ブランド「+9」は同社としては珍しい低価格の日常使いのブランド。ブランドマネージャーである“ 山口さん”を徹底的にリサーチすることからうまれた。

01 11月に発売された「+9」のラインナップ。
ハンドクリーム、リップバーム、入浴剤、それぞれの商品ごとに表現は異なるが、並べたときに一つのブランドとして見えるようデザインされている。入浴剤のイラストはアーティストのRYU ITADANIさん。

“山口さんのブランド”をつくる

ポーラは、今年11月に新ブランド「+9(アドナインス)」を立ち上げる。これはポーラの運営するエステサロンを中心に販売するブランド。エステを利用した後に、気軽に、楽しく商品を選んでほしいと考え、企画されたもの。近年、ポーラといえば「B.A」や「APEXi」など、効果のある化粧品シリーズで話題を集めているが、「+9」はハンドクリームやリップバームといった日用品をラインナップ。そのパッケージはいずれもポップでかわいい印象、よい意味で“ポーラらしからぬ”プロダクトとなっている。

「そもそもの課題は、エステに通うお客さまの声から始まりました」と、同ブランドマネージャー 山口裕絵さんは振り返る。「自分たちでいうのもなんですが、ポーラという企業は非常に真面目で、効果効能を追求し続けています。その結果、高価格帯の商品が増え、パッケージもそれに見合ったデザインになっています」(山口さん)。高価格帯の商品は、百貨店や直営店では確実に売れる。しかしエステサロンに通う顧客から、こんな声が聞こえてきた ...

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