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視覚表現を使って新しく本質的なもの(こと)づくりを目指す

公開日:2014年10月16日

新しいクリエイターの才能を生み出す教育現場では、どのようなことが行われているのだろうか。クリエイティブ・ゼミ訪問の第2回目は、グラフィックデザイナーの松下計さんが教授を務める東京藝術大学大学院 視覚・伝達研究室を紹介する。

01 藝祭2014の展示室にて松下研の集合写真。

東京藝術大学大学院の視覚・伝達研究室で教鞭をとるのは、竹尾ペーパーショウの総合ディレクションや、ベネッセアートサイト直島の島内サインなどを手掛けてきた松下計教授。グラフィックデザイナーとして松下計デザイン室/earth&saltで活動する傍ら、略称“松下研”で11名の院生と、紙媒体に限らずクラフトやデジタルテクノロジーなど視覚を介するコミュニケーション全般の研究を行っている。

松下研の特徴は、院生各自でテーマを決め研究していること。例えば松下教授と同じグラフィックデザインを研究している院生がいれば、クラフトや音楽、ソーシャルデザイン分野を研究する院生もいる。また、毎年海外留学する院生(今年は1名イギリスへ留学中)や交換留学生を受け入れており、現在は中国人・イギリス人の院生が所属。国際色豊かな雰囲気がある。

インクルーシブデザインの研究をしている博士課程のライラ・カセムさんは、松下研における自身の研究について次のように話す ...

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