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福里真一、藤本宗将のコピーの作法

公開日:2014年9月23日

今号では、36人のコピーライター、プランナーの皆さんに自身の「コピーの作法」をご執筆いただきました。36人のコピーライター、プランナーの頭の中にある「コピーの作法」をどうぞ覗いてみてください。

    広告にビューティフル・ネームを。

    福里真一

    昔、ゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」という曲がありましたね。
    「名前、それは、燃える命。ひとつの地球に、ひとりずつひとつ…」
    みたいな歌詞でしたよね。みたいな、というわりには、正確に歌詞を覚えている私。
    いま、ネットで調べてみましたが、歌詞、いま書いたので、完璧にあっていました。
    確か、国際児童年かなんかのためにつくられた曲だったような。
    燃える命、とまで言えるかどうかはわかりませんが、人に名前がついてないと、
    その人を呼んだり、話題にしたり、しにくいですよね。その名前というのは、
    「福里真一」という、いわゆる正式な名前ではなくても、
    「あのちょっとアゴの長い人」とか、
    「あのなんか感じの悪い人」とかいう名前であってもいい。みんなが共有でき、
    誰のことだかすぐにわかりさえすれば、どんな名前でもいいわけです。
    そういえば、私、数年前に、自分に「電信柱の陰から見てるタイプ」という名前を
    つけてみたんですが、どうでしょう、その名前があるおかげで、広告業界で、私のことが、
    少しだけ受け入れられやすくなったような…。それまでは、
    「あいつ暗くて感じが悪いよなー」で終わっていたのが、
    「でも電信柱の陰から見てるタイプだからしょうがないよなー」と続くようになった
    気がしているのですが、…幻想でしょうか。何の話だかわからないという方、
    くわしくは、『電信柱の陰から見てるタイプの企画術』(宣伝会議)という本を
    お読みください。
    で、人にも名前があった方が便利なように、広告にも名前があった方が便利なんだと
    思います。その方が覚えてもらいやすいし ...

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