美少女の美術史展

本展は、「美人図」が盛んに制作された江戸時代から、「少女」が誕生した近代を経て、「美少女」が日々メディアをにぎわす現代にいたるまでの様々な少女のイメージを探索し、日本人が少女という存在に何を求めてきたかを振り返るもの。絵画、マンガ、アニメ、フィギアなどの資料をとおして、「少女」という概念が持つ様々な要素について検証する。
美少女の美術史展 | |
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青森県立美術館 7月12日~9月7日 第2・第4月休館 お問い合わせ→017-783-3000 |
デヴィッド・リンチ展
映画監督のデヴィッド・リンチは、映画だけでなく、絵画や写真、アニメーションや立体作品など、さまざまな方法で独自の表現活動を続けてきた。本展では、工房の版画の機械と裸婦をモチーフに撮影した写真シリーズ「NUDE - ATELIERIDEM 2012」と、2012年以降のリトグラフ版画を中心とした近作を紹介する。
デヴィッド・リンチ展 | |
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8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery 開催中~7月14日 会期中無休 お問い合わせ→03-6434-1493 |
On the Mountain Path
写真家の津田直さんがこれまで世界中で撮りためてきた写真の中から、ブータンやスイス、フィリピンの山岳地域で生活を営む人々の信仰、行き交う人々の気配や痕跡を示す42点を選出し展示する。
On the Mountain Path | |
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Gallery916 開催中~8月23日 日・月休廊(祝日を除く) お問い合わせ→03-5403-9161 |
日本のグラフィックデザイン2014
日本グラフィックデザイナー協会が、1981年より発行を続ける年鑑『Graphic Design In Japan』。2014年版の発行を記念して、掲載作品の中から約300点を実物とモニタで展示する。関連イベントとして、7月~8月の間にトークセッションを2回行う。
日本のグラフィックデザイン2014 | |
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東京ミッドタウン・デザインハブ 開催中~8月3日 会期中無休 お問い合わせ→03-6743-3776 |
石川直樹:POLAR
石川直樹さんは7大陸世界最高峰に登頂するなど、10代の後半から世界の辺境の地へ旅してきた。そして2000年、環境問題や人道問題への関心を高めるプレゼンテーションや活動をしながら北極から南極へ9ヶ月かけて到達するPole to Pole 2000 プロジェクトで北極を訪れて以来、たびたび北極圏のさまざまな地域に足を運んでいる。8点の展示作品は、そのとき石川さんが感じた北極圏への驚きや感動を象徴しているものだ。
石川直樹:POLAR | |
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カナダ大使館高円宮記念ギャラリー 開催中~7月30日 土、日、7月2日休館 お問い合わせ→03-5412-6257 |
香川ウォーターフロントフェスティバル
香川県高松市の中心部にあるベイエリアで行われる、水と光と音楽の祭典。今年はウルトラテクノロジスト集団のチームラボが演出に参画。海水を噴き上げて巨大なウォータースクリーンをつくり、ホログラム映像をマッピングする。来場者がスマホを使って参加できるコンテンツも用意したエンターテインメントショーを開催する。
香川ウォーターフロントフェスティバル | |
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サンポート高松 せとシーパレット付近 7月19日~8月8日 会期中無休 お問い合わせ→087-832-3360 |
スズキコージの絵本原始力展~聖コージの誘惑~
1948年静岡県浜松市で生まれたスズキコージ(愛称コージズキン)さん。その創作世界は壁画やダンボール彫刻、ライブペインティングまで多彩だ。本展では、絵本原画のみならず、近年旺盛に展開するライブペインティングによって生まれた巨大絵画(およそ2m×4m)約50点ほか、巨大ダンボール妖精怪獣などコージワールドの主要作品がおよそ400点一堂に集結する。展示室内でのトーク、ライブ、パフォーマンス、ワークショップなども実施する。
スズキコージの絵本原始力展~聖コージの誘惑~ | |
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姫路市立美術館 企画展示室 開催中~8月31日 月休館(祝日の場合は翌日) お問い合わせ→079-222-2288 |
市橋織江写真展 Interlude
“間奏曲”を意味する「Interlude」というタイトルのもと広告写真から写真集、コマーシャル映像などを幅広く手がける写真家 市橋織江さんの作品を紹介する展覧会だが、これは、2014特別展「“She's”~3人の写真家。彼女たちの写真展~」の1人目の写真展という位置づけだ。ヨーロッパの街を舞台に未発表作品を中心とした約60点の作品と、写真を使った映像作品を発表する。
市橋織江写真展 Interlude | |
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キヤノンギャラリー S 開催中~7月28日 日・祝日休館 お問い合わせ→03-6719-9021 |
オープン・スペース 2014
2006年より開始されているオープン・スペースは、メディア・アートの代表作や先端技術を取り入れた作品などが展示され、作品を楽しむだけでなく、その背景にある現代のメディアやコミュニケーションの在り方などについて考えるきっかけとなることをめざす。会期中には、アーティストや有識者を招いたトーク、レクチャー、シンポジウム、ワークショップも行う。
オープン・スペース 2014 | |
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NTT インターコミュニケーション・センター[ICC] 開催中~3月8日 月休館(祝日の場合は翌日) お問い合わせ→0120-144199 |
岡本太郎の眼
岡本太郎さんが生涯に渡って描き続けたのは、生命の有り様だった。中でも“眼”は「宇宙と合体する穴」としてとらえ、多くの作品を残している。本展では、その“眼”をモチーフにした作品約50点を一堂に集め、目玉の作品で壁面を埋めつくし、“眼”の発する力を体感できる空間を設けた。岡本さんが”眼”にのめり込んだ心境を追体験する試みだ。
岡本太郎の眼 | |
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岡本太郎記念館 7月2日~9月28日 火休館 お問い合わせ→03-3406-0801 |