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審査員が振返る「今年のTCC賞」後編

澤本嘉光

今年は予備審査をグラフィックもネットで事前に作品を見ながら審査することになったが、実際の掲載時に大きく貼られるポスターも、小さい小さい新聞小枠広告も、パソコンの上では全く同じ大きさに見える。個人的には、グラフィックのコピーは実際に刷られたときに感じる佇まいも手触りも含めての広告だと思っているので,できればやはり現物を見ながら審査したいという気持ちが強かった。「ぜんぶ雪のせいだ。」は、コピーとして傑作か?という話もあると思うが、大雪が降ってこのコピーを使ったツイートでツイッターがあふれたようにある種の運をもったコピーだと思う。僕はそういう運を呼ぶのも言葉の力だと信じているので、その運にも一票入れたカタチです。使いやすいコピーという部類もあるなということで。もっとコピーが親しみやすく世の中に浸透して行って欲しいなというのが僕の希望です。

髙崎卓馬

無視できないものが賞をとる。審査はしょせん多数決だから。でも入賞作品をあらためて眺めるとそこにはみな優れた技術がやっぱりある。それを見つけるのは楽しい。ソフトバンクは台詞の省略と無駄を使い分ける技術が凄い。dビデオは言葉を踊らせるぶっとんだ編集。サンポールは絶対に真似できない話芸の凄味。入らなかったけれど福里さんのBOSS BLACKシリーズはあらためて凄い企画だと思った。何か大きな物語を感じて。学ぶべきものがある審査はやはり楽しい。難を言えば在宅審査が地獄すぎた。あれは色んな意味できつい。

玉山貴康

今年も審査させてもらいました。ありがとうございました。受賞された方々おめでとうございます!ジャンルの違う様々な仕事が栄冠に輝き、まさに百花繚乱。コピーって何?コピーライターの仕事って何?と ...

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