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凸版印刷 森岩麻衣子「オリジナルの感動に極限まで近づけていくのがプリンティングディレクターの仕事」

公開日:2014年4月16日

  • 森岩麻衣子(プリンティングディレクター)

微妙な色彩感覚が要求される作品のプリンティングディレクションを手がける凸版印刷の森岩麻衣子さん。オリジナル作品と同じ感動を印刷物に再現することを目指す。

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もりいわ・まいこ
凸版印刷 情報コミュニケーション事業本部 トッパンアイデアセンター クリエイティブ本部GAC部所属。プリンティングディレクターとして、高品質の写真集、絵本、女性誌、ポスター、カレンダーなどの製版・印刷に携わる。

クリエイターの想いと現場をつなぐ

普段何気なく目にしている写真集や絵本、ポスターだが、それらはあくまで印刷物。原本となる写真や絵そのものを網点という印刷表現によって紙上に複製したものだ。多くの人はオリジナルを見る機会はなく、印刷物によってその写真や絵を鑑賞する。だからこそ「オリジナルを見たときと同じ感動を、印刷物でも味わえるように再現すること」がプリンティングディレクターの役割だと、凸版印刷の森岩麻衣子さんは話す。「作品の魅力がどこにあるのかを理解して、疑似的にではあるけどもその魅力を引き出し、再現することができれば、感動に近づけることができると思っています」。

大切なのはクリエイターと作品の良さを共有する過程と、それを製版の現場へと伝える過程において、想いを引き継ぎ、受け渡していくという2つのコミュニケーションだ。「作業するのは製版・印刷の現場ですから、現場が共感してくれることがとても大事なんです」。これがどんな仕事で、なぜ凸版印刷に依頼されているのかを伝え、さまざまな想いを現場へとバトンタッチする。

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