CMソングが企画の突破口に――ヒガシマル醤油

公開日:2013年12月17日


01 テレビCM「どんぶりフェスティバル」。シリーズは全7篇ある。キッチンは監督の野村建宇さんの自宅やCDの田中幹さんの実家などでロケ。同時進行でアニメを制作した。

「どんまいラクしていいんだぜ~ラクしてどんぶりうまいんだぜ~♪」と歌う、どんぶり型のキャラクター「ドンマイ」がコミカルな、ヒガシマル醤油のご飯用調味料「ちょっとどんぶりシリーズ」のテレビCM。10月から関西エリアでオンエアされており、商品の売上げは対前年比110%と好調に推移している。

「ドンマイ」は、「うすくち」や「こいくち」、牛丼、中華丼など7種の具材に合わせたキャラがいる。歌もロックやテクノポップ、ムード歌謡にどじょうすくい風を用意。各ドンマイの紹介はWebでも実施、ヒガシマル醤油サイトへのアクセス増に貢献した。

手がけたのは、博報堂関西支社の田中幹さんを中心にしたCMとプロモーションの混成チーム。オリエンテーションは「チャーミングで好感の持てるCMで、手間なくどんぶりがつくれる商品の魅力を、主婦や子どもへわかりやすく伝えてほしい」という内容だった。6月初旬から企画をはじめ、同月末に行われた競合プレゼンテーションに臨んだ。

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!