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“世界的なイノベーター 濱口秀司氏が 「イノベーションの5W1H」について構造化。 イノベーションを生み出す考え方を学ぶ特別講座”
本講座では、世界的なイノベーターとして数々の成功を収めてきた濱口秀司氏を迎え、イノベーションを生み出すための本質的な思考法やアプローチを学びます。イノベーションを理解し、生み出すために「イノベーションの5W1H(Who, What, When, Where, Why, How)」の切り口で体系化。濱口秀司氏が実際に手がけた「25のイノベーション事例」を分解しながら、革新的なアイデアを生むためのフレームワークを学びます。新規事業開発や問題解決に役立つ実践的なカリキュラムです。


「USBメモリ」を生んだ3つのバイアス
濱口さんのアイデア発想は、人々の思考パターンに着目することから始まる。「特に専門家やユーザーがとらわれる確率の高いバイアス(先入観)を見きわめ、壊すことがアイデアの根源となります」と言う。
99年、USBメモリを着想したときに壊したバイアスは3つあった。「1つめはカスタマー視点のバイアス。インターネットが注目され、大きなデータを保存する『器』は形を失い、ネットがその役を担うと予見されていました。クライアントもZibaのスタッフも、皆このバイアスにとらわれていた。だから僕は、形ある『器』でデータをやり取りする、”触れるエクスペリエンス”に目を向けたんです」。
2つめは技術的バイアス。当時、フラッシュメモリの専門家は、USBメモリを差した瞬間に起動するドライバインストール画面をなくすのは無理だと主張していた。それでは新しいPCにUSBメモリを差し込む度、ユーザー体験を著しく損ねることになる。「実際は98年に発表されたUSBマスストレージクラスという、補助記憶装置をPCに認識させる仕様を用いれば、ドライバなしで使えることがわかりました。端から無理だと決めつけてしまうと、別解を思いつくのは難しいということです」。
3つめは、ビジネス面でのバイアス。画期的な製品である以上、クライアントが自社ブランドで売ろうと考えるのも不思議はない。しかし濱口さんは、DellやIBMといったパソコンメーカーに売ってもらうことを提案する。ユーザーに新しい価値と行為を説明することはコストを高め、市場普及のボトルネックになると考えたからだ。結果、パソコンの背面にあったUSBポートが手元近くに配置され、主流だったフロッピーディスクドライブが消えるのに時間はかからなかった。初めは全員が反対したUSBメモリのコンセプトだったが、いまではコンビニでも売っているくらいだ。
このことからわかるポイントは3つある。(1)既に存在していた、チームやクライント、専門家が必死になって考えたアイデアや方法を土台にしたこと。(2)着目するのはアイデアではなく、そのアイデアを考えた過程を解析し、隠れたバイアスを見つけ、それを壊したこと。ゼロから考えず、バイアスを踏み台に高くジャンプしたのだ。そして、(3)賛同されずとも根気強く説得やプレゼンテーションしたこと。「バイアスを壊すと反論を招いたり、不安をかきたてます。イノベーションとはそういうものです。でも、いったん理解すると皆、夢中になる。あきらめてはいけません」。
世界的なイノベーター 濱口秀司さんってどんな人?
濱口秀司さんは、世界初USBフラッシュメモリーのコンセプトをはじめとする数々のイノベーションをリードするビジネスデザイナー。濱口さんの独自のイノベーション発想は、人々の先入観への着目から始まる。

思考ツールとしてのダイアグラム
バイアスを見つけ、アイデアをハンドリングするために、濱口さんはものごとの構造を示す略図「ダイアグラム」を用いる。ここで言うハンドリングとは、アイデアの構造を明確にし、反転させたり拡張したり、本質を追求したりすることだ。
ダイアグラムに着目したのは、松下電工で、戦略投資案件の分析を担当していたときのことだった。重要な戦略投資案件の不確実性・リスクや戦略を分析し、役員の意思決定の支援をする仕事。自分でユニークな戦略を作り出すチャンスも手に入れた。ただ、「その戦略がイノベーティブであればあるほど、分析は難しく、意思決定しづらい」という課題に突き当たった。
イノベーティブなアイデアは、既存のパラダイムに収まらないため、分析できる要素が減り、不確実性が高まる。つまり数字や数式で読めなくなる。「逆に言えば、数字や数式でないもので考えや問題をハンドリングすれば、イノベーティブな戦略を扱えるようになる、そう考えたんです」。
新しい思考メディアを検討した結果、「シンプルで」「ビジュアルで」「ロジカルな」ツールとして、ダイアグラムに行き着いた。アイデアの構造をビジュアル化すれば、バイアスが隠すスイートスポットを見つけられる。他人にも説明しやすい。以来ノートとペンがアイデアづくりの道具。何かを考えるときは、その構造をなるべくシンプルな図に置き換え、ペンを走らせる。
思考が阻まれるのは、「バイアスを外し難い」「バイアスを理解できない」「バイアスを認識できない」とき。それぞれ「知り過ぎている」「実感がない」「興味がない」という原因がある。凡庸なアイデアしか沸かないのなら、上記のどれかに当てはまるかもしれない。そのため、バイアスを受けないよう、思考の初期段階では極力情報に触れないようにするという。クライアントから膨大な情報を受け取っても、昔はシュレッダー、今はデリートキーを一押しだ。

“イノベーションを生み出すための事前準備 自分の思考パターンを知る”

イノベーションを学ぶ前に、まず自身がどのような思考パターンであるのかを知ることが重要、というメッセージから始める本講座。講師が普段から「イノベーションとは何か」を考える、もしくは伝えるに際し、整理している思考パターンの体系をもとにそれぞれの思考パターンを解説します。まずは自身のタイプを把握し、イノベーションを学ぶ事前準備を整えます。

“濱口秀司が手がけた、25のイノベーション事例 構造分解から学ぶイノベーションアプローチ”

イノベーションを「SHIFT」という概念で整理しながら、講師が実際に手がけた25のイノベーション事例を解剖。各事例それぞれで、どのようなアプローチでイノベーションを起こしていったのか。市場、競合、顧客などの背景を踏まえてどのようにSHIFTを実行したのか、具体的なアプローチを解説します。様々な業種業態で、有形のプロダクトから無形のビジネスモデルまで、領域を越境してイノベーションを手がけることができている普遍的なイノベーションの構造について紐解きます。

“イノベーションの生み出し方を5W1Hで体系化 濱口秀司氏の超実践的イノベーションメソッドを解説”

本章では、再現が難しく構造化しずらい「イノベーション」を5W1Hで体系化し、イノベーションを生み出す実践的なノウハウを解説します。「How(=どのようにイノベーションを起こすのか)」の観点では、バイアスの特定と構造化の重要性を解きながら、具体的な思考のプロセスをモデル化し紐解きます。その他にも、誰が、どこで、いつ、どのように、どうして起こすのか、各切り口で濱口氏オリジナルのメソッドを活用しながら、ビジネスにおいてイノベーションを起こす方法を公開します。

時間 | 講義内容 |
|---|---|
約2時間50分 | 1.はじめに |
なぜ、これほどまでに革新的なアウトプットを生み続けられるのか。
これまで世に出ている講演やインタビューのように、イノベーション論を一方的に聞く場ではありません。参加者一人ひとりの問いや悩みを起点に、濱口氏と直接対話しながら、「なぜそう考えるのか」「どう見方を変えるのか」を掘り下げていく、対話型セッションです。
「今の仕事を、もう少し面白くしたい」「新しいことを求められているが、突破口が見えない」「大きな変革ではなく、まず何から変えるべきか悩んでいる」そんな思いを持つすべてのビジネスパーソンにとって、発想の仕方そのものが変わる体験になるはずです。
一年の始まりに、あなた自身の視点をアップデートし、これからの挑戦に向けて確かなヒントを手に入れましょう。
本講座を1名で受講、もしくは部門や全社単位で受講される場合におすすめ
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1名受講:
申込日から14日間。申込後すぐ視聴開始可能です。
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※終了日は23:59まで視聴可能です。
講義資料は、動画視聴画面からPDF形式でダウンロード可能です。
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