「次の提案」をしなくとも、一人歩きして予算がとれる報告書の戦略的な使い方と、作り方を学ぶ
【報告書は「終わった施策」のまとめ資料でいいのか。】
報告書というと、なんとなく堅そうでつまらない資料を想像するかもしれません。それは多くの場合、業務報告書が5W1Hをまとめただけの「記録」にとどまっていたり、事務的な補助業務としてルーチンの中で制作された、説得力や魅力に欠けた資料となっていたりするからです。
そのため、多くの書籍などでも、作成者名や宛先、日付、件名といったビジネス文書の基本を示しているものが大部分です。しかし、上司やクライアントは、レポートとしての機能のみではなく、施策や事実を、次の成果に繋げる目的として、報告書を求めています。本講座ではレポートからレビューへと機能する報告書の作り方を、行政、コンサル案件のプロが伝授します。
クライアントに報告書を提出する広告会社の方
報告書を通して案件獲得につなげたい広告業界の方
国、地方自治体などの案件に関わる方など
時間 | 講義内容 |
10:00-12:00 13:00-15:00 |
一人歩きする報告書の役割を理解する 一人歩きする報告書の作り方とワークショップ ・報告書の役割 ・画期的な報告などいらない ・営業パーソンになる報告書 ・レポートとレビューの違い ・「よくまとまっている」は褒め言葉 ・一人歩きする報告書を書くための3つの技術 ・上から目線と下から目線の資料構成 ・クライアントや上司がよく使う言葉や思考 ・「同じ報告書がほしい」とは ・「同じ報告書がほしい」を書く技術 ・ミニワーク ・ワークショップ |
15:20-17:20 |
厳しいチェックが入る公的機関への報告書から学ぶテクニック
・報告書の構成 ・報告書の内容 ・公的機関に喜ばれる報告書にもりこむべき5つのポイント ・公的機関が仕事の評価をする際の5つのポイント ・公的機関に提出された報告書の3つの役割 |
高橋 広嗣氏
株式会社フィンチジャパン 代表取締役
古田 智子氏
株式会社LGブレイクスルー 代表取締役
一般社団法人日本プロポーザルマネジメント協会 理事