ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)とは、「家で消費される電力よりも、創り出される電力の方が多い(もしくは同じ)住宅、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅です。
エネルギー排出量がゼロ以下である住宅は、遅くとも2030年までに義務化が予定されております。
更に、2050年カーボンニュートラルに向けては、住宅の省エネ性能や断熱性能を一層向上させる必要があり、ZEH+、LCCM住宅のようなZEH水準以上の省エネ性能基準を設置する動きがでてきています。
一方で、住宅購入者に対しては、どのようなメリットがあるのか伝わりづらいという課題もあります。
本講演では、住宅性能表示の等級やエネルギー性能等のシュミレーションの仕方など営業が押さえておく最低限の技術知識や顧客(施主)に魅力をどのように伝えるか、『価格』・『デザイン』・『性能』などどこで勝負をするか、現在の省エネ性能住宅(ZEH・ZEH+、LCCMなど)を取り巻く状況を踏まえ、販売の考え方や説明の道筋を理解し営業に落とし込みます。
時間 | 講義内容 |
◇そもそもなぜ住宅に脱炭素化が必要なのか?
◇エコ住宅の分類(ZEH、ZEH+、LCCM等)と住宅性能表示制度 ◇普及状況と2050年までに取組むロードマップ ◇脱炭素時代の住宅はどう変わっていくのか? ◇海外の住宅認証の現在地 ◇脱炭素時代の住宅の知らせ方 ・ZEHに関する押さえておきたい代表的な言葉 ・市場の中のどの立ち位置で勝負するか ・社内で使っている言葉はお客様に伝わっているか ・文章ではどう伝えるか?どう言い換えるか? ◇脱炭素時代の住宅販売の基本的な考え方 ・お客様を教育しながら広める ・興味を伝え方 ・セールストークの工夫 ・誰に提案するのか? |
湊 洋一 氏
株式会社MXエンジニアリング
代表取締役/一般社団法人CW普及協会理事