水素エネルギーにはグリーンやブルーなどの水素の「カラー」があります。
特に、再生可能エネルギーを活用して生み出す「グリーン水素」は、利用時だけでなく製造段階でもCO2を排出しないカーボンフリーなエネルギーです。
海外で製造するグローバルサプライチェーンの重要性は言うまでもありませんが、国内の再生可能エネルギーを主力エネルギーとして活用していくためには、再エネを水素に変換して貯蔵・利用していく視点が不可欠です。
また水素と副産物を併産することで水素の製造原価を大幅に低減できる製造する方法など経済性を考慮した製造手法の社会実装に向けた取り組みも生まれ始めています。
本講義では、脱炭素時代に水素エネルギーが必要となる背景や普及状況、事業化に必要な視点を解説します。
時間 | 講義内容 |
第一部 |
◇なぜ今水素が注目されているのか? ◇水素の製造方法とカラー ◇水素が脱炭素のエネルギーの鍵として期待されている理由 ◇水素システムの普及の現状(海外) ◇水素システムの普及の現状(国内) ◇国内再生可能エネルギーからのグリーン水素製造の経済合理性 ・蓄電池と水素 システムの合理性と事例 ・副産物の有効活用 ◇事業化に必要な視点 ◇今後の展望 ※内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
古山 通久氏