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先生から答えを教えてもらうのではなく、
立場の近い「先輩達」が何を考え、
どう仕事に臨み、どんな勝ち方を見つけたかを知り、
コピーライターとして生き抜いていく方法を共に考える。
今、コピーライターを取り巻く環境は大きく変わってきています。デジタル化やメディア環境の変化など、さまざまな理由により、コピーライターの仕事内容や求められることも変わってきました。その影響をうけ、若いコピーライター、もしくはコピーライター志望の方からは目指していく方向や身に付けなければいけないことに迷いを感じているという声をよくいただきます。そこで、そういった迷いや悩みのある若手の方に向けて今回の「コピーライター養成講座 先輩コース」を開催いたします。
現役で実績も指導力も抜群な講師陣によるコースがいくつもある中、今回のコースは、趣旨が少し異なります。普段から、皆さんと同じく、日々の仕事の中で苦闘しながら解を探し、上司・CDに案を通し、コピーライターとして生き抜いてきた「先輩」が講師を務めます。もちろん、コピーの考え方を教えたり、課題に取り組んだりもします。しかし、「正解」を教える講座ではないかもしれません。講師と一緒になってコピーについて深く考えることで若いコピーライターの方にとって、必ずプラスになるリアルな姿と経験、そしてコピーへの向き合い方を、身近な先輩を通して学び、体感できる講座です。
コピーの考え方や技術、企画書の作り方なども教えますが、それだけではありません。仕事をしていくうえで、不安や迷いのある若手コピーライターの方に示唆を与える内容になりますので、皆さまのご参加をお待ちしております。
近藤 雄介氏
電通 コピーライター
1991年生まれ。埼玉県南埼玉郡宮代町出身。埼玉県立春日部高等学校、慶應義塾大学文学部人文社会学科社会学専攻を卒業。高校大学の7年間を応援指導部で過ごす。大学では文化麺類学を学び、ラーメン二郎三田本店で働きながら卒業論文「ラーメン二郎研究」を制作した。2015年に早慶戦ポスターを制作し、話題になった。2014年JAAA懸賞論文新人部門ファイナリスト。宣伝会議コピーライター養成講座先輩コース第1期生。
コピーライターになり、実績も残せずに1年が過ぎようとしていた冬。
このままではダメだと、藁にもすがる思いでこの講座を受けました。
若手の「先輩」に、カウンセリングをしてもらうくらいの気持ちで。
そこに待っていたのは、絶対に成長できる環境でした。
この講座で学ぶことは、コピーの事細かなことだけではありません。コピーを味方につけて、企画書をつくり、相手に思いを伝え、仕事を作るということを学びます。つまり、コピーライターだけでなく、企画をするすべての人に向けた講座です。
そのため、課題もとても充実しています。短期間で圧倒的な量を積み、自分が強引に背伸びせざるを得ない状況に身を置くことができます。
受講して1ヶ月後。学んだことを結集させ、製作したのが早慶戦ポスターです。コピーを味方につけ、仕事をつくり、世の中の人に思いを伝えることができました。一緒に製作したADの矢部も、この講座の受講生です。ですから、職種に限らず、企画をするすべての人に受けていただきたい講座だと、強く思っています。
阿部 広太郎氏
電通 コピーライター
電通コンテンツビジネス・デザイン・センター所属。「今でしょ!」が話題になった東進ハイスクールのCM「生徒への檄文篇」の制作に携わる。現在は、自分の仕事を「言葉の企画」と捉え、作詞、商品企画、映画やテレビ番組のプロデュースなど、コンテンツ開発を担う。シンガーソングライター向井太一「FLY」「空 feat. SALU」「Blue」共作詞、新世代歌謡グループ はやぶさ「もう行かなくちゃ」作詞、映画「アイスと雨音」プロデューサー、映画「君が君で君だ」企画・プロデュース、J-WAVE「JUMP OVER」発の舞台「みみばしる」宣伝コピーディレクション、「ダイアログ・イン・サイレンス」コミュニケーションデザイン、BUKATSUDO講座「企画でメシを食っていく」主宰。著書に、『待っていても、はじまらない。―潔く前に進め』(弘文堂)。
Twitter:@KotaroA
コピーの書き方というよりも、
コピーライターの生き方を伝えたい。
「待っていても、はじまらない」の姿勢で、
言葉を企画し、企画書をつくり、会いに行く。
待たずに、とにかく行動を起こしてきた、
ひとりのコピーライターの話を聞いて、
使えそうだと思ったら取り入れてもらいたいし、
違うと思ったら遠慮せずに教えてください。
その時はぜひいっしょに、
コピーライターの在り方を進化させましょう。
僕もまだまだ道の途中ですが、
伝えられることのすべてを本気で伝えます。
僕も、私も、何か出来るはずだと、
熱い気持ちを持つあなたと出会えることを、
心から楽しみにしています。
最後に。
僕はこう思っています。
こんなにも可能性のある、
エキサイティングな仕事はない。
岩崎 亜矢氏
サン・アド コピーライター
京都経由の町田育ち。主なコピーに、JINS「私は、軽い女です/軽い男です」「人生なんて、顔で変わる」、村田製作所「恋のドキドキだって、いつか、電気をおこすだろう」「この奥さんは、介護ロボットかもしれません」、イセの卵「それは、ちょっと、ふつうじゃないたまご」、スーツカンパニー「よくはたらくふく」「映画の中にあなたは生きない」、アマゾンファッションウィーク2019「私も、ひとつの文化だ」「欲望を、恥じるな」、マッチングアプリWITH「好きは、平等じゃない」「私たちに、なろう」、メモリード「一瞬の奇跡を思う」、GROOVE X「その進化は、人間を見つめているか」「命はないのに、あったかい」など。ネーミングワークに「GINZA SIX」やFOSTEXヘッドフォン「KOTORI」、資生堂「FWB」など。その他、ハンバートハンバートのクリエイティブディレクションや「僕はウォーホル」「僕はダリ」など翻訳本の監訳も手がける。
心がぶるっと震えた時、人は行動します。
大切な「お金」や「時間」を差し出して、
その"モノ"を自分の中に取り込みたいと行動するのです。
だから頂は、「モノが動くコピー」。
大きな声だけが、モノを動かすとは限りません。
いま何合目にいるかは私もあなたもそれぞれですが、
前後編の2回に渡って、一緒に登りにゆきましょう。
小藥 元氏
meet&meet コピーライター
早大卒業後、05年博報堂入社。14年独立、meet&meet設立。主なブランドコピー開発に、カゴメ「GO!ME. 進め、いけ。」NIKE AIR MAX 720「♯はみ出せもっと」ダイハツ・ROCKY「新自由SUV」池袋パルコ「変わってねえし、変わったよ。」ブランドネーミング開発に、PARCO「パルコヤ」DAISO「THREEPPY」パナソニックホームズ「artim」モスバーガー×ミスタードーナツ「MOSDO!」などがある。ブランドの価値と未来を示すコピー開発をコアに、数多くのCI開発・ブランディングプロジェクトをリードする。
meet-and-meet.com
「ぱぱことぱ」(企画・文)http://papakotopa.jp
コピーライターになって15年が経つ。
その間、時代は大きく進化し、
メディアは多様化し、国民総ライター時代になった。
いま、プロは問われている。
「生半可な表現」では言葉で溢れる世界で埋もれ、証明できないだろう。
問われるのは、実力はもちろん、覚悟や美意識だ。
僕は「消えない言葉」を探している。
下東 史明氏
博報堂 コピーライター
1981年生。2004年東京大学法学部卒業。同年(株)博報堂入社。現在、第3クリエイティブ局。主な仕事に、MINTIA「俺は持ってる。」、イエローハット、1本満足バー「まんまん満足。」、カルピスウォーター「ぜったい、いい夏に、しよう。」、LINEマンガ、味覚糖グミサプリ、PloomTECH、エアーサロンパス、アクオスR、24/7Workout、GABA、胡麻麦茶、ENGAGEほか。著書に『あたまの地図帳』(朝日出版社)。TCC審査委員長賞・新人賞・ファイナリスト、ヤングカンヌ日本代表、日経広告賞など受賞多数。TCC賞審査員、宣伝会議賞審査員も務める。
https://shimohiga.wixsite.com/shimohigashi-fumiaki
あれ?コピーって超簡単?
と学んでいただいた後に、
あれ?コピーって超難解?
と学んでいただきます。
「自分はまだ何を知らないか」について知る。
そんな効果・効能も生まれるよう努めます。