人が資産と言われる、広告・マーケティング業界。私たち『宣伝会議』も、常に毎号の誌面を通じて、魅力的な新しい人を発見、紹介したいと考えてきました。2021年3月号から継続している表紙の「あたらしい人」シリーズもその一環。テクノロジーがマーケティングを大きく変えていく時代だからこそ、あえてテーマを「人間回帰」と定め、写真の力を通し、今とこれからを生きる人間の「顔」を、改めて見つめていきます。

辻凪子さん
1995年生まれ。大阪府出身。主なドラマ出演作にNHK朝ドラ『おむすび』(24年)、『晩酌の流儀』シリーズ(TX)など。7月期『しあわせな結婚』(EX)に出演決定。『晩酌の流儀4』出演中。主演映画『凪の憂鬱』(23年/磯部鉄平監督)にて第37回高崎映画祭最優秀新進俳優賞受賞。



キャスティング担当者から見た辻凪子
コメディエンヌを目指して役者の道へ進んだ辻凪子さん。芝居を始めてから世界が広がり、挑戦する力がついたという辻さんは、映画監督としても活動し「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」での受賞歴もあります。マネージャーの新谷朋成さんは「辻さんは個性を理解し、セルフプロデュースが上手い」と語ります。今年30歳を迎える辻さん。20代最後の作品として短編映像を撮りたいそうです。今後、役者として...