新聞各社の新たな企画多様化 能登地震1年 風化防止の取り組みも

新聞界の苦境が続く中、新聞各社の新たな取り組みはさらに多様化している。

今回も一部を紹介する。また、能登半島地震から1年となった中、石川県の地元紙にとり、特に被害の大きかった地域以外の読者に、震災への関心をどう持ち続けてもらうかが課題になっているという。元日付などの取り組みに目を向けたい。

新媒体をポスティング 地域記事で新聞購読促進

愛媛新聞社のグループ会社で、広告営業や出版業務などを手掛ける愛媛プレスウインは2024年10月、未購読者向けの無料紙「愛媛新聞Weeklyセレクト」を創刊した。愛媛新聞の本紙に載せた過去1カ月分の記事のうち、地域のイベントや新商品に関する情報などを取り上げ、新規購読を...