システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

[PR] CMOにおれはなる!自分もマーケティングして夢を叶え続ける

公開日:2024年12月25日

PR

第一線のマーケター・クリエイターが明かす、キャリアアップの奥義。今回は、ドミノ・ピザ ジャパンでCMOを務める坂下真実さんにこれまでのキャリアについて伺いました。良い転職は、良質な情報を入手することから始まります。「こんなはずではなかったのに…」とならないための、転職情報をお届けします!

Q. マーケターになろうと思ったきっかけを教えてください。

人を喜ばせることが好きだったので、自然な流れでマーケティングをやりたいと思うようになりました。自分の手がけるブランドを通じ、顔も見たことのない多くの人を笑顔にできる、マーケティングは天職だと思っています。そんな最初の夢が実現したのは、新卒でユニ・チャームに入り3年目を迎えたときでした。

日本トップシェアのブランドを数多く抱える企業なので、マーケティング志望の社員は大勢います。他の社員と違いを出すため、自分自身にもマーケティングをしようと、社内のマネジメント研修に参加。3年目の私が10歳以上年上の先輩方と混じってトレーニングを受け、ビジネススクールにも通わせてもらいました。そうして、異動希望が叶ったんです。他者との違いを見せる、まさにマーケティングですよね。

ただ、これはあくまで通過点。やるなら志を高くと思い、次の夢を「CMOにおれはなる!」と決めました。漫画『ONEPIECE』の「海賊王におれはなる!」、あの有名なせりふのように。日本にもマーケティングヘッドのポジションはありますが、CMOを置く会社はそれほど多くないんです。実はCEOになるより難しいかもしれないですよね。

日本コカ・コーラへの転職を決めた理由は?

ブランディングを学びたかったからです。実際、大変勉強になりました。例えば、私が在籍した2000年代後半、国内のミネラルウォーター市場は今より小さく、輸入製品が優位な状況でした。そこへ、日本コカ・コーラは「環境」という、まったく新しい切り口で商品を開発。国産ミネラルウォーターブランドのパイオニアとして、一気にシェアを獲得し、市場全体の底上げに成功しました。周囲の成功に刺激を受けて、担当するジョージアでもコーヒー通をターゲットにした新商品で、10年ぶりの販売記録を確立。そうした成功体験を通じ、マーケティングの成功法則を磨くことができました。

人は自分にとって価値があるモノを買うのであって、いいモノがあるから買うわけではない。そんな普遍的な事実を、当時の体験から自分ゴトとして理解、実践できるようになりました。マーケターがやるべきは、企業が売りたい「モノ」を“提供”するのではなく、お客さまを主役として体験したくなる「モノガタリ」の“提案”をすること。大切なのは買った、食べたなどの“記録”ではなく、誰かと一緒に楽しんだという“記憶”や“思い出”をつくること。私が提唱する「モノガタリマーケティング」の理論は、この時の学びが基になっています。

Q. なぜ苦しい時期に? 日本マクドナルドへの転職

日本マクドナルドに入社した2014年は、売り上げが厳しい状況でした。企業姿勢を示すためのさまざまな活動も重要ですが、それだけでは駄目だと思ったんです。「マック」って「楽しい」ブランドですよね。嫌な思い出を楽しい思い出で上書きしない限り、ブランドは復活せず、お客さまも戻らない。まさにモノガタリマーケティングが有効だという確信が、私にはありました。

おいしいだけではなく楽しい企画を絶え間なく提案し、ブランドイメージを変えようとまい進。お客さまの中に「マックは楽しい」という記憶が残るようにしました。その後、過去最大の赤字からV字回復したことは、よく知られていると思います。

Q. キャリア形成において一番大事にしていることは?

口に出すこと、「CMOにおれはなる!」です。まずは自分に言い聞かせ、次は周囲に。ある意味自分を追い込むことで、CMOへの道を自ら選択できるようになりました。

2020年に資生堂へスキンケアブランドの責任者として転職しました。担当ブランドのターゲットではなく、化粧品の知見も深いとは言えませんでした。でもマーケティング部門のリーダーはモノガタリを提案するだけではなく、成果を出せる強いチームをつくることこそ仕事です。だから、ユーザーのことがわからない状況でのこの経験は、CMOになるためには有効でした。

CMOになる夢は、2023年の終わりに、前職のゴンチャ ジャパンで叶えました。2024年にドミノ・ピザジャパンに入社し、「いい日、ドミの日。」キャンペーンや、期間限定商品「海老vs蟹 クワトロ」を企画したり、マーケティング戦略を更新したりと、やりがいのある日々を過ごしています。また、90を超える国際市場で展開するグローバルブランドなので、世界中のCMOとの意見交換にも大きな刺激を受けています。そして、次の野望はグローバルCMOに。随分と大きなことを言いますよね(笑)。でも夢は見るものじゃなく叶えるもの、叶ったらまた次の夢を描く。自分の夢の到達点はここじゃないんです。

ドミノ・ピザは2019年に宅配ピザ業界の売り上げと店舗数で日本一を獲得しました。でも日本の外食産業のシェアで見れば、ピザはわずか2%ほど。私はこの残り98%に挑みたい。そして、この先もモノガタリが続けばいいなと思います。

株式会社ドミノ・ピザ ジャパン
エグゼクティブバイスプレジデント
チーフマーケティングオフィサー
坂下真実 氏

1999年、青山学院大学法学部を卒業後、ユニ・チャームに入社。マーケターとしてのキャリアをスタート。日本コカ・コーラでは「ジョージア」や「爽健美茶」などのブランドマネージャーを務め、日本マクドナルドではマーケティング部長として「サムライマック」「ダブチ」などのヒット商品を生んだ。資生堂、ゴンチャ ジャパンを経て、2024年9月より現職。

株式会社マスメディアン
取締役
国家資格キャリアコンサルタント
荒川直哉

マーケティング・クリエイティブ職専門のキャリアコンサルタント。累計4000名を超える方の転職を支援する一方で、大手事業会社や広告会社、広告制作会社、IT企業、コンサル企業への採用コンサルティングを行う。転職希望者と採用企業の両方の動向を把握しているエキスパートとして、キャリアコンサルティング部門の責任者を務める。「転職者の親身になる」がモットー。

    お問い合わせ

    株式会社マスメディアン

    〒107-0062 東京都港区南青山3-11-13 新青山東急ビル9階
    E-mail:webmaster@massmedian.co.jp
    URL:https://www.massmedian.co.jp/