国家間の対立に揺るがぬ消費者心理 ポジティブな外国への先入観に迫る

公開日:2024年7月30日

  • 寺﨑新一郎氏

『グローバル社会の消費者心理 カントリー・バイアスから読む〈こころ〉』

●著/寺﨑新一郎
●発行所/早稲田大学出版部
●価格/990円(税込)

国外製品よりも国内製品を支持したいという、ナショナリズムと結びついた消費者心理は2000年代後半以降、今もなお根強く残っている。一方で、専門店に行かずとも、コンビニやチェーン店がさまざまな国の料理や飲み物のレパートリーを年々増やし人気を集めている。たとえ大国間の対立で世界情勢が揺れ動いていたとしても、個人レベルでの外国への態度や行動はポジティブであるケースが見られる。

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