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ロケーションを付加価値とした展開事例も増加 デジタル化が進んだからこそ再認識された「リアル」の価値

  • 古澤彰浩氏(オリコム)

Q:人の移動が制限された時期を経て、改めて「OOH広告が持つ価値」が再認識されたと感じます。具体的に「OOHならでは」のどのような価値が再認識されたと考えますか。

A:デジタル化が進んだからこそ再認識された「リアル」の価値は、「パブリック」「ロケーション」を生かした、プレミアムなブランド体験を実現。

コロナ禍の移動制限は生活やサービスのオンライン化とデジタル化を急速に進め、現在の情報接触はパーソナルに最適化されることが多くなりました。その結果、CTV・OTTなどによるデジタル視聴が進むことで、テレビがマスからパーソナルメディアにシフトしている部分も増えてきた一方、OOHでも一部DOOHメディアでの配信方法の変化をもたらしました。これら昨今のDOOHの増加はOOH市場活況の原動力となっています。

しかし、パーソナライズが進んできたからこそ、…

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