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世界のクリエイターエコノミーが拡大 インフルエンサーと協働しブランド認知獲得を

  • 樋口 綾氏(Meltwater Japan)

新型コロナウイルスの影響により急成長するSNS。企業においても今やSNSはマーケティングコミュニケーションの重要な構成要素のひとつと言えるでしょう。本稿では、Meltwater Japanの樋口綾氏が、マーケターが知りたいSNSプラットフォームを取り巻く最新事情を解説します。

過去3年で新たに10億人 3年でSNSユーザーは3割増

2020年の新型コロナウイルスの影響により、SNSは目覚ましい成長を遂げました。

MeltwaterとWeAreSocialが共同作成した「Digital 2023 Global Overview Report」によると、世界のSNSユーザー数は、2020年1月から2023年1月にかけて約30%増加しており、過去3年間で10億人以上が新たなSNSユーザーとなりました。

また、同レポートによると、2022年の16~64歳のSNS利用時間は1日平均2.5時間を超え、過去最高を記録しています。

SNSの月間アクティブユーザー数の世界ランキングでは、1位は29億人以上のFacebook、2位は約25億人のYouTube、3位は約20億人のWhats App、Instagramと続きます。そして5位にはWeChat、6位にはTikTokがランクインしています。

一方で、各SNSの1カ月あたりの平均利用時間を見てみると、1位は23.5時間のTikTok、2位は23.1時間のYouTube、3位は19.7時間のFacebookとなっており、4位 Whats App Messenger、5位 Instagramと続きます。

この結果から、ユーザーはより多くの時間を動画コンテンツに費やす傾向にあることがわかります。

企業利用率が増加するTikTok アジア太平洋地域では約3割

Meltwaterが実施したアジア太平洋地域のマーケター250人を対象とした調査、「2023年:SNSの最新状況」では、52%の企業がSNSの重要性が増したと回答し、39%がSNSマーケティングの予算を増やす予定であると回答しています。

また、B2C企業の69%がインフルエンサーマーケティングにすでに取り組んでいる、あるいは取り組みを予定していると回答しており、今やSNSはマーケティングコミュニケーションの重要な構成要素のひとつとなっています。

さらに同調査によると、多くの企業が少なくとも4つのSNSを活用していると答えており、SNSごとに異なるユーザー層へのリーチを試みようとしていることが窺えます。

また、アジア太平洋地域のSNSマーケティングで利用されているSNSトップ5は、Facebook(87%)、Instagram(81%)、LinkedIn(81%)、YouTube(64%)、X(旧Twitter)(50%)です。

トップ5外ではありますが、ユーザー数が急激に増えているTikTokのビジネス利用も注目されており、2022年時点の企業によるTikTok利用率は29%でした。

日本のクリエイター数は60万人 中国に次ぐクリエイターエコノミー

クリエイターエコノミーとは、個人クリエイターがインターネット上でコンテンツやサービスを発信し、収益を得るデジタル市場です。

YouTuber、TikToker、ライバー、ブロガーなどが多様な手法で収益を上げています。

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