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カメラ以外の知られざる事業で社会の未来を創造する姿を訴求

ニコンは、カメラだけではなく幅広い技術で社会を支えていることを伝えるための新CMを7月13日から全国で放映開始した。

BtoB事業領域での社会貢献活動 映像の力でわかりやすく伝える

ニコンは7月13日から、カメラだけではなく幅広い技術で社会を支えていることを伝えるためのCMを全国で放映開始した。

カメラメーカーとして高い知名度を誇る同社だが、実際には一般消費者にはなかなか理解しにくい半導体製造装置や再生医療用細胞などBtoB事業の領域で展開している事業が数多くある。また、企業自体の認知度が、他の世代に比べて若い世代が特に低い点も課題となっていた。

ニコンは光学技術の先駆者として100余年にわたり光の可能性を追求し、光の力で幅広い分野においてその可能性に挑み続けてきた。同社は中期経営計画の中で「人と機械が共創する社会の中心企業」を掲げており、「光の技術」というニコンの起源・独自性で、一般には知られざる分野で社会に貢献している。

そうした取り組みや企業姿勢を世に知らしめたいと思ったと話すのは、博報堂エグゼクティブクリエイティブディレクターの髙田毅氏。

「『ニコンはカメラだけでなく、さまざまなイノベーションで社会を支えている。しかし、こうした企業活動が全く世の中に知られていない』というオリエンを受けて、今回のCMのアイデアが浮かびました。ニコンがさまざまな領域で社会を支え、未来に向けてさらに可能性を拡げていることを、感情豊かに伝えることで、見た人に共感を与えることができたらと考えました」(髙田氏)。

CMには俳優だけでなくアーティストとしても幅広い分野で活躍する北村匠海さんを起用。「ものづくりを革新し、創造領域を広げ、人間の可能性をどこまでも拡張していく」というニコンの強い思いを、世の中の人々だけでなく、社員も改めて自分ごと化し、モチベーションが上がるようなメッセージにすることに注力。未来への豊かな拡がりを感じて、ニコンに期待したくなるような、ワクワク感のあるCMを目指したと髙田氏は話す。

社員のモチベーション向上にも寄与するCM

制作にあたり、若手社員にヒアリングを行い、その内容も参考にしながらクリエイティブの方向性について議論を重ね、ブラッシュアップを図った。その意図について...

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