エンジニアとデータ人材でマーケティングDXを運用まで支援
博報堂DYグループでデジタル広告領域の事業を担うデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)。設立当時からメディアレップ事業を主軸に「広告+テクノロジー」に強みを持つ会社として事業展開してきたが、クライアントニーズの変化に合わせて業務領域が拡大。現在はデータとテクノロジーに関する知見を生かし、広くデジタルマーケティング戦略の企画から実行、運用まで幅広くサポートする体制を整えている。
2022年4月に代表取締役社長執行役員に就任した田中雄三氏は「近年はコロナ禍により加速している企業のDX支援に注力。広告・マーケティング領域におけるSIer事業の比重を強めている」と話す。
自社でプロダクト開発を行うことが多かったDACはエンジニアを多く抱えている点に特長がある。「数百名規模のエンジニア人材を生かし、テクノロジーに強い会社として打ち出していきたい。当社が培ってきたテクノロジーやデータに関する知見で、メディアDXとマーケティングDXの推進をサポートしていく」と語る。
エンジニアに加え、DACが育成に力を入れてきたのがデータ人材だ。
もともと広告運用事業には人員が必要であるため新卒を中心に、採用に力を入れてきた同社。運用オペレーションを担う従業員だけでも...