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店舗側、市民側の視点をとらえ、ハブとなって地域の一体感をつくる

公開日:2020年12月06日

「Go To 商店街」キャンペーンを活用する団体「まちづくり府中」は、13の商店会と連携し、「まちゼミ」を実施する。さまざまなハブの役割を担い、地域活性化に取り組む同団体に地域のファンをつくるサポートについて話を聞いた。

地域のつながりをつくる3方良しの「まちゼミ」

「Go To 商店街」キャンペーンは、消費者や生産者が、地元や商店街の良さを再認識するきっかけとなるような商店街イベントや、地域の良さの再発見を促すような、新たな商材の開発やプロモーションの制作を国が支援するキャンペーンだ。採択された商店街には、イベントなどを実施するための経費として、支援金300万円が支給される(2者以上で連携し事業を実施する場合はプラス500万円)。

このGo To 商店街キャンペーンを活用し、地域活性化に取り組んでいる団体のひとつが、一般社団法人である「まちづくり府中」だ。

同団体は、東京都の府中市中心市街地活性化基本計画で定められている区域を中心に、地域活性を目的とした、情報発信、イベント企画などを行っている。

今回のGo To 商店街キャンペーンではチャンスを活かし、「むさし府中まちゼミ(with新しい生活様式)」を実施する。

「まちゼミ(得する街のゼミナール)」は、愛知県岡崎市を発祥とする取り組みで、店舗経営者が一般客へ向けて、プロの技術や知識を伝える少人数制のゼミナール。受講料は原則無料、押し売りはしない、という共通のコンセプトを掲げており、全国各地で実施されている。店舗や店主にとっては、自店を発信する場となり、顧客にとっては、プロの知識や技術が学べる場に。さらには、コミュニティの形成によって、地域の活性化にもつながる、まさに3方良しの取り組みだ。

「『まちゼミ』は過去2回実施していますが、顧客側・店舗側どちらからも好評です。単純にイベントをして集客するのではなく、店舗や店主の人柄を知ってもらってファンになってもらうことで、再来店につなげることができます。また、実施店舗同士の横のつながりをつくり、地域の一体感をつくるという狙いもあります。さらには、ゼミの様子を地域の大学生に取材してもらい、記事として発信することで、若者視点を取り入れた魅力の発信を...

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