プロのコピーライターとして日々活躍する第58回「宣伝会議賞」の審査員の方々に、「発想を刺激する空間・モノ・時間」というテーマのもと、一問一答形式でコメントをいただきました。プロが実践するアイデアのつくり方や制作場所、気分転換の方法、いつも仕事で使用しているモノなどを紹介します。
Question
Q1 仕事では、どんな風にアイデアを考えていますか?
Q2 これがあると、インスピレーションがわく!お気に入りのモノを教えてください。
Q3 インスピレーションがわく場所や空間を教えてください。

こやま淳子事務所
コピーライター/クリエイティブディレクター
こやま淳子氏
早稲田大学卒業後、コピーライターへ。博報堂を経て、2010年独立。最近の仕事は、プラン・インターナショナル・ジャパン「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」、江戸川学園おおたかの森専門学校「もう、介護や保育を、愛のせいにしてはいけないと思った。」、日経ARIA、カネボウ、今治タオルなど。著書に共著『コピーライティングとアイデアの発想法』、『ヘンタイ美術館』ほか。
answer 1
商品やブランドのことをよく調べる。毎日少しずつでも考える。というのが基本です。あと最初はあまり完成度にこだわらずいろいろメモしておくこと。アイデアの切れ端でもいいから残しておくと、翌日それがコピーに昇格したりもします。
answer 2

iPadとマジックペンシル。GoodNotesというアプリに、オリエンの資料や画像を取り込み、手書きでメモしたり、要点に印をつけたりします。おかげで資料をなくさなくなったし、そのメモを見ながらコピーを考えるとはかどります...