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画面を触るだけで映像内の情報にアクセス、パロニムが仕掛けるインタラクティブ動画とは?

「TIG LIVE for Consumers」のデモの様子。

映像から検索する手間をなくしユーザーに次のアクションを促す

映像を視聴中に気になった人物や場所、さらに服やBGMなどの情報を詳しく知りたいと思っても、「その対象物が何か?」がわからなければ、検索するのは難しい。リテラシーや言語能力に関わらず、スマホやPCの画面にタッチするだけで、映像の中で気になった情報を入手できないか。そんな発想から生まれたのが、パロニムが開発したインタラクティブ動画「TIG(ティグ)」だ。

ユーザーは映像内で気になるアイテムをタッチするだけで簡単に、アイテムをストック。さらにストックされたアイテムをタッチするだけで、詳細ページに飛べるようになっている。

同社・代表取締役の小林道生氏は「ユーザーが映像から検索する手間、あるいはデジタルデバイドから解放され、言語の壁にもとらわれず、気持ちよく楽しめる次世代映像文化の実現を目指した」と開発の経緯を語る。

小林氏は2004年から日本テレコム(現・ソフトバンク)の国際映像通信事業部門に在籍していた。その後、小林氏にとって転機になったのはソフトバンクが、国内で最初にiPhoneの取り扱いを開始した2008年のこと。「iPhoneは単なる携帯電話ではなく、社会のインフラになっていくもの」との考えから当時、社内で新規事業の公募が開始に。映像の事業に携わっていた小林氏は、iPhoneと映像を掛け合わせた新事業のアイデアを考案する。

「いつでもどこでも映像を自由に視聴できる環境になれば、映像からより多くの情報を取得できるようになり、さらに生活の起点になるような時代が来ると想像しました」と小林氏。そして、この当時、TIGの原型となるアイデアを企画・提案することとなる。

しかし「結果的に、この時は採用されませんでした。選ばれなかった理由は、サービスの出口の部分が設計されていないということ。確かに映像から得られた情報に興味を持ったユーザーに、どんなアクションを促すべきか。出口までは考えられていなかったのです」 …

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