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デジタル活用、交流拠点の設置など新聞各社が模索する「新時代メディア」のあり方

公開日:2019年10月06日

AR対応アプリを開発 新聞に接する機会創出を狙う

新聞各社は、情報環境が目まぐるしく変化するなか、デジタル対応をはじめ、これからの時代にメディアとして果たすべき役割・手段を模索している。地域に根ざし、地元読者に必要な情報を発信してきた地方各紙もデジタル活用、紙面改革、交流拠点の設置などに取り組んでいる。これからも地域から必要とされ続けるために、また地域の担い手の一員として、地方紙が挑戦する事業の一部を紹介する。

岡山の山陽新聞社は、創刊140周年記念事業の一環として、7月17日より、位置情報と拡張現実(AR)技術を使ったスマートフォン向けゲームアプリ「桃太郎外伝 鬼詣(おにもうで)岡山見聞録」を配信している。ゲームは鬼を退治し、きびだんごを入手すれば、だんごの数に応じて、白桃やマスカットなどの県産品に交換してもらえるというもの。設定はいたってシンプルだが、県全27市町村それぞれに現地でしか出会えない鬼を用意することで、観光客の訪問を促し、西日本豪雨からの復興を後押ししたい考えだ。

紙面に掲載したQRコードを読み込めば、きびだんごが手に入る仕掛けも用意。QRコードを探しながら紙面をめくってもらうことで、新聞に接する機会創出も狙う。

配信システムを自社開発 デジタルの開発・導入が進む

群馬の上毛新聞社は6月から、企業向けのデジタルサイネージ利用料を従来比5分の1程度の月額4300円(税別)に引き下げた。配信システムを自社開発し、メーカーに支払っていた利用料相当額を減額。企業や自治体に利用を促すという …

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