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重要性が高まる「エンプロイーエクスペリエンス」(EX)

公開日:2019年6月17日

  • 村田 智海氏(ランドーアソシエイツ)

これまで解説してきた人間味あふれるブランド表現を発信する上で、エンプロイーエクスペリエンス(EX:従業員体験)に目を向けることも重要です。海外ブランドのケーススタディーと共にご紹介します。

前回の記事では、ブランドポータルサイトをハブにしながらブランドコンテンツの充実を図り、顧客と同様、従業員に対してもエモーショナルに訴えかけ、ブランド理解度を深めていく手法を解説しました。人間味あふれるブランド表現によって、顧客とパーソナルな関係を強め、カスタマーエクスペリエンス(CX)を向上させていくためには、それを提供するブランド側の従業員も、ブランドに対してエンゲージメントが高い状態である必要があります。

それでは、エンプロイーエクスペリエンス(EX)を高めるためのアプローチ、その潮流にはどのようなものがあるのか。海外ブランドの事例と共に、2つご紹介します。

1つ目は、ブランドチームと人事部がタッグを組み、CXとEXを統合していくことです。アドビ システムズでは2015年後半から、CXとEXを統合するチームを発足させ、従業員のより良いブランド体験をつくることによって、優れた顧客の体験を生み出すことを実践しています。

また、Airbnbでは人事部を持たず、エンプロイーエクスペリエンスグループという部署の中に、従来の人事の役割を集約させ、顧客の体験と同じレベルで、従業員の体験を重要視することに成功しています …

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