平昌の空に刻まれたワールドレコードからの学び

公開日:2018年4月12日

広告・コミュニケーションの手法や表現の可能性を大きく広げてくれる、最新テクノロジーの数々。「CES」や「SXSW」といったイベントに熱い視線が注がれているのも、そんなテクノロジーへの期待の高まりの証左と言えます。

しかし、そんな時代だからこそ、「テクノロジーありき」で発想してしまうことの危険性を、インターネット育ちのプロデューサー・富永勇亮氏は指摘します。本連載では、広告・コミュニケーションのあり方を変えるような先進テクノロジーや、その活用事例を紹介しながらも、テクノロジーに踊らされることがないよう、マーケターやアドパーソンが押さえておくべき視点や考え方を提示します。

インテル「Experience the Team in Flight at PyeongChang 2018」

2018年平昌冬季オリンピック大会では、アスリートたちがハイレベルな競争の末に、数々の世界記録を生み出し、我々に感動を与えてくれた。その同じ場所で、テクノロジーの世界でも、新たな世界記録が生まれた。

目にされた方も多いかと思うが、開会式で平昌の夜空をLEDの光で華麗に飾った五輪の輪やさまざまな光の造形を生み出したドローンは、インテル社製で、使用された無人飛行機の数は1218機。この数はドローンの最多同時飛行として、ギネス世界記録を樹立したそうである …

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