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印刷・プロモーション業界は難しい舵取りを問われる局面へ

公開日:2017年12月14日

マーケティング関連産出額は3兆1115億円

日本印刷技術協会から「2017年印刷白書」が発刊された。

改めて断るまでもなく印刷業界は、プロモーション業界の「メイン・プレイヤー」である。

印刷業界のプロモーションとの関わりは、狭い意味では商業印刷(販促関係の印刷物)だが、商品開発領域では包装印刷(パッケージング業務)が重要な役割を担っている。

同白書から印刷業界の製品別生産金額割合を見ると、商業印刷と包装印刷の占める割合は、すでに56.2%に達している。これを、同書による2015年の製造品出荷額(5兆5365億円)から金額換算してみると、3兆1115億円になる。

ちなみに、電通調べによる日本の広告費(2016年)における「プロモーション・メディア費」は2兆1184億円である。両者の数字は、それぞれ意味合いが異なり、本来、比較すべきではないが、印刷業界のマーケティング関与の大きさを知る手掛かりにはなろう。

いずれにしても、特に近年、プロモーション業界における印刷業界の働きは重要さを増している。裏返せば、印刷業界にとって、プロモーション業務は、最大の売上構成を占める大黒柱になっている ...

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