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IoTデバイスで子供向け玩具から、さらに介護領域に進出 使用目的の差異化でウェアラブル市場を開拓

  • 高萩昭範(Moff)

IoTデバイスとして注目を集めるウェアラブルだが、市場では参入と撤退が繰り返されている。そうした中で、Moffは独自のサービスで普及への足掛かりをつかんでいる。

3Dモーション認識技術を備えたウェアラブル端末『Moff Band』。カラフルなラインナップを揃えている。

高萩昭範代表が率いるスタートアップ企業、Moff(モフ)。同社が2013年、試行錯誤を経て完成させたのがMoff Bandだ。リストバンドを装着すると、その動きに合わせて剣を振る音や電子銃の音がするスマートトイとして開発された。

海外では、リストバンド型端末が多く販売されているが、その多くは心拍数などを測る活動量計。日々の健康管理を目的としたものであり、子ども向けで、しかも玩具という商品設定は、Moff Bandの独自性を高めた。

当時、世界的に見ても類似のデバイスは存在せず、スペインやアメリカのIT系展示会に出展すると、人だかりができるほど話題を呼んだ。海外展開の手応えを得た高萩代表は2014年3月、アメリカの大手クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金調達を開始。1000人以上の支援者から約8万ドルの資金を集めて製品化・量産化に着手した。

2014年10月に日本、11月にアメリカでオンライン販売を開始。特にアメリカで大きな反響を呼び、Amazonでは発売直後に電子玩具分野でランキング2位に入るなど、Moff Bandは販売数を伸ばした ...

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