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アスタナ国際博覧会から見えてきたこと

公開日:2017年8月23日

桜井悌司氏(元 日本貿易振興機構監事)

アスタナ国際博覧会が開幕

2017年6月10日にカザフスタンの首都アスタナで開幕した国際博覧会を視察してきた(9月10日まで93日間にわたり開催の予定)。中央アジアでは初の国際博覧会は「認定博」であり、世界115ヵ国と22の国際機関が参加、来場者数は延べ500万人を見込んでいる。開会式にはロシア、中国、インドの国家元首が参列するなど、華々しいスタートとなった。

1997年にアルマトイから遷都したアスタナは、我が国の建築家・黒川紀章氏の都市計画に沿って建設が続く未来都市である。博覧会会場の中心に位置するカザフスタン館には、未来都市のアスタナ様式とも言うべき独特なスタイルが受け継がれており、開催国として国威発揚を賭けた力作であった。

今回のテーマは喫緊の課題である「未来のエネルギー」であり、各パビリオンでは持続可能なエネルギー政策や、テクノロジー開発への取り組みが展開されている ...

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