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「次世代宣伝部長」の意識と行動【5】ハーゲンダッツ ジャパン、三井不動産リアルティ、三菱電機ほか

公開日:2017年6月07日

顧客と企業・ブランドとの接点をつくり、関係性を維持・強化する役割を担い続けてきた宣伝部門。消費者のライフスタイルや価値観が大きく変わりつつあることに加え、デジタルテクノロジーの進化によってメディア環境・コミュニケーション環境も激変している今の時代。当然、企業の宣伝部門も変革を迫られています。

今号では、主要企業43社の宣伝部門トップを対象にアンケートを実施、その回答を通じて『次世代宣伝部長』の人物像に迫りました。変化の時代、顧客と向き合い、売上やブランド価値向上といった成果を厳しく追及されているこの部門を率いる人材は、どのようなスキルやマインドセットを持ち合わせているのか。部門のメンバーや外部パートナーと、どのようなチームをつくり、仕事に向き合っているのか。生の声を通じて、ひも解きます。

宣伝部門の今年の注力領域や注力媒体、抱える課題や、外部パートナーに求める役割・スキルについて聞いたアンケートへの回答を一覧で紹介する。回答項目は、【1】社内における宣伝部門の役割、【2】部門に不足していること・強化が必要なこと、【3】管轄業務、【4】特に注目している媒体(3つまで選択)、【5】広告宣伝費の増減見込み、【6】2017年に注力したい施策・領域(3つまで選択)、【7】自身が宣伝部門トップに就任してから取引を開始したパートナー企業のカテゴリー(複数選択)、【8】パートナー企業に求める役割・スキル。

    33 ハーゲンダッツ ジャパン

    マーケティング本部
    副本部長
    石原 圭子(いしはら・けいこ)

    ブランドマーケティング、商品開発などを経て、2016年 ハーゲンダッツ ジャパン入社、現在に至る。

    社内における宣伝部門の役割

    ブランド価値向上と購買行動喚起

    ブランド、商品の魅力を伝えることのほぼ全ての機能を担っている。

    部門に不足していること・強化が必要なこと

    人材育成の強化。


    2017年度に注力したい施策・領域

    ● 企業のブランド価値を向上させること
    ● 商品の売上を宣伝施策で高めること
    ● 継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)

    ハーゲンダッツ ジャパンでは「お客様の期待を超えるフローズンデザートを提供することにより、お客様に喜びと感動を提供し続ける」ことを使命として企業活動を行っています。そのブランドの魅力・価値を長きにわたって向上させ、それをお客さまに正しく魅力的に伝え続けることが、宣伝部門のミッションであると考えています。

    パートナー企業に期待する役割・スキル

    ブランド理解とスケジュール管理。

    34 ピカ コーポレイション

    経営企画開発部
    取締役部長
    坂口 泰生(さかぐち・ひろき)

    2004年 総務グループ、2006年 営業本部東京支店、2009年 製造本部業務グループ、2010年 営業本部商品企画チーム、2012年経営企画開発部 部長、2015年 取締役。

    社内における宣伝部門の役割

    社内外の横断的な情報統制、意思発信

    当社は製造業で、ものをつくる製造設計及びものを売る営業部隊が直接的な会社の売上をつくり出す主要部門です。それらの状況を俯瞰で把握し、活動を行う部門と考えています。

    部門に不足していること・強化が必要なこと

    ルーティーン業務以外の時間の充実、創造性ある仕事が必要と考えています。思考の制約がなく、部門一人ひとりが一つのテーマを持ち、社内ベンチャリングを牽引できる人材に昇華させることが課題です。


    2017年度に注力したい施策・領域

    ● 商品の売上を宣伝施策で高めること
    ● 商品開発部門(事業部門)との連携
    ● 海外市場向けの宣伝・ブランディング施策

    当社は他業界・競合他社と比較し、広告宣伝の領域においてまだまだたくさんの課題を抱えていると感じています。真の意味でのマーケットイン型商品を継続的に開発していくことは、会社の認知度と既存商品の認知度の向上が必須で、その実現方法が多方面への広告宣伝にほかならないと考えています。

    パートナー企業に期待する役割・スキル

    業界に捉われず、常に新しい情報をインプット・アウトプットしていただけること。

    35 VSN

    経営イノベーション本部
    広報宣伝グループ
    広報宣伝グループ長
    平田 昭宏(ひらた・あきひろ)

    2014年入社後、経営イノベーション本部 広報宣伝グループ配属。2015年より現職。

    社内における宣伝部門の役割

    企業(業界)の認知度拡大に向けた訴求

    誤った認識をされやすい業界のため、企業としての認知度向上、技術者派遣業全体のイメージを変革させることが最も強く求められています。

    部門に不足していること・強化が必要なこと

    デジタルマーケティング面。また、施策後の十分な分析・解析、また効果測定については今後まだまだ強化する必要があると考えられます。


    2017年度に注力したい施策・領域

    ● 企業のブランド価値を向上させること
    ● 商品の売上を宣伝施策で高めること
    ● 継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策) ...

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