数字とストーリーから活路を見出し アウトプットの最大化を図る
平尾:オンラインとオフライン両方でプロモーションを実施する企業は多いですが、各施策を行う部門が分かれているケースが大半です。本当は各部門が協力して統合的なプロモーションを実施するのが理想的ですが、実現が難しい。実際に、我々がマーケター500人にヒアリング調査を行ったところ、「広告施策の統合的な評価ができない」「広告施策の評価を実践に生かせない」という2つの共通課題が浮き彫りになりました。そもそも、オン・オフ統合のデータ分析を実施する会社も手法も少ない中、ネクストさんはどのような取り組みをされていますか。
久松:CM出稿の際、2012年にMMMを導入しました。各部門が協力して、ひとつのデータを収集・分析することで、新たな視点で仮説が立てられるようになったのは良かったです。一方、例えば昨年のデータを使って構築する場合 …