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日本の観光現場の現実に即した、新たな地域ブランド創出を指南

公開日:2016年8月29日

観光マーケティングの現場
ブランド創出の理論と実践
編著/吉田春生
発行所/大学教育出版
価格/2200円(税抜)

日本の観光現場の現実に即した新たな地域ブランド創出を指南

2015年の訪日外国人客数は1974万人(前年比47.1%増)、旅行消費額は3兆4771億円(同71.5%増)を記録した。政府は今年3月にまとめた新たな観光ビジョンで、2020年に訪日外国人客数4000万人の目標を掲げている。今年に入って“爆買い”ブームはひと段落したとされるが、日本を訪れる外国人観光客の数は当面、増加基調にあると言って良さそうだ。

日本交通公社(現:JTB)を経て、鹿児島国際大学で観光学の研究を続けてきた吉田春生氏は、本書の執筆に至った経緯について次のように話す。「観光による地域振興が意識されていながら、実態は観光資源の発掘や整備、あるいは受け入れ態勢づくりにとどまっています。多くの地域で観光客の誘致に成功していないのは、観光マーケティングの取り組みがほとんど行われていないからなのです。この現状を打破できるような原理を明示し、行動できる理論を樹立したいと…

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