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消費者との接点をグローバルで標準化 ブランディングの最大化を図る

公開日:2016年6月19日

インターネットの登場以降、約20年にわたって企業におけるデジタル、テクノロジーの活用を支援してきたアンダーワークス。代表の田島学氏は、この数年、企業のデジタルマーケティングに求められる役割の変化を感じているという。そこで、今月から数回にわたり、先導するトップランナー企業と対談。デジタルマーケティングの先進的な取り組みを探る。

(左)アンダーワークス 代表取締役社長 田島 学氏
早稲田大学政治経済学部卒。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)を経て、アンダーワークスを創業。

(右)日産自動車 グローバルデジタルカスタマージャーニー部 中川香織氏
2004年に日産自動車入社、国内の販売 促進部、一般海外市場向けマーケティング開発部を経て、2012年より現職。

情報発信に必要なのは統一したガバナンスとメッセージ

田島▶ 中川さんが所属されるグローバルデジタルカスタマージャーニー部はどのような活動をされていますか?

中川▶ デジタル領域の多彩なチャネルを活用して、日産自動車のブランド強化に貢献するべくさまざまな活動をしています。グローバルサイトの運営の他、グローバルで140社以上ある日産自動車配給会社/販売会社のデジタルマーケティングのサポートが主な業務です。北米や欧州のように先端の取り組みをしている拠点もあれば、そこまで技術が進んでいない拠点もあり、ガバナンスの統一が課題です。日産自動車のブランドメッセージを配信できるように、グローバルデジタルプラットフォームを構築し、それを各配給会社/販売会社に導入していきたいと考えています。

田島▶ そうするとブランディングが鍵になりますね。

中川▶ 顧客のレスポンスを得て、すぐにWebサイト、デジタルデバイスに反映することが求められます。KPIを設定し、モニタリングを実施することで、顧客のレスポンスを測定できる仕組みに挑戦しているところです。

田島▶ デジタルによるグローバルでのブランディングの最大化がミッションですか?

中川▶ そうですね。カスタマーエンゲージメント、カスタマーエクスペリエンスを強化しようと考えています。また、従来のWebサイトは、車を販売するプロモーションのためのツールでした。また、販売店に足を運んでいただくためのメールマガジンも配信してきました。しかし、SNSやスマホ、アプリの普及でデジタルと生活が密着している現在の環境では …

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